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2005年12月22日木曜日

旅行にもって行くお金はTC、カード、現金どれがいい?

海外旅行に行くためには、事前に現地で利用できる通貨を用意する必要があります。
また、まとまった金額を持って行くため、セキュリティについても気になりますね。
現地に持って行くためのお金の種類と、その利用方法について説明します。

海外旅行に持って行くお金には大きく分けて、4つの方法があります。
・現金(cash)
・トラベラーズチェック(T/C)
・クレジットカード(C/C)
・国際キャッシュカード
それぞれのメリットとデメリットがあるので旅のスタイルに合わせ、うまく組み合わせたり、使い分けを行いましょう。

●現金(cash)

入手方法
日本円で持って行く方法と、外貨に両替してから持って行く方法があります。
日本での日本円から外貨への両替は、種類が限られてしまいますが、米ドル、ユーロ等でしたら、多くの金融機関や郵便局で取り扱っています。
外貨(現地通貨)への両替は、日本国内の空港内の銀行で行うか、現地の国際空港、街中の両替所、銀行等で行うことができます。現地のホテルでも、両替ができる場合もありますが、レートが悪いことが多いので確認すると良いでしょう。

メリット・デメリット
現地へ到着してからの交通費や、チップ、小さな店での買い物に、現地通貨の現金を用意しておくと便利です。現金は万が一盗難にあうと保障がききません。必要な分だけを両替し、持ち歩くのは小額にしましょう。

●トラベラーズチェック(T/C)
旅行用の外国通貨建ての小切手のことです。
購入した時点で、二箇所あるサイン欄の、「ホルダーサイン欄」に、予めサインします。この時点でそのT/Cは購入者だけしか使用できなくなります。支払いなどで利用するときは、もう一箇所の「カウンターサイン欄」にサインします。
相手の目の前でサインすることが大事ですので、予めカウンターサイン欄には何も書き込まないようにしましょう。

入手方法
銀行や郵便局、財務省に認定された旅行会社などで購入可能です。購入時には手数料が必要です。

メリット・デメリット
トラベラーズチェックの特徴は紛失、盗難にあっても原則として再発行してもらえる点と、現金に比べて両替率が有利な点です。再発行の際にはトラベラーズチェックを購入した場所や発行年月日、発行ナンバーが必要になります。予め控えておきましょう。
現金と同じようにホテルやショッピングで使用できますが、小さなお店等は使用できない場合があります。予め確認してみましょう。

●クレジットカード(C/C)
現金の代わりとして支払いをすることができます。
クレジットカードが利用できるかどうかは、渡航先やカードの種類により異なりますが、外国人観光客の多いホテルやレストラン、ショッピングでは大体利用することができます。
身分証明書(ID)として提示を求められた時やホテルのデポジットに要求されるときがあるので、1枚持っていると便利です。

入手方法
銀行などで発行できます。新規に申し込む場合は、発行までに約1ヶ月程かかりますので、早めに準備しましょう。また国内、海外旅行に関するサービスや保険が充実していたり、発行期間の短いトラベルカードなどもあります。

メリット・デメリット
紛失・盗難にあった場合、利用停止にすることができます。不正利用防止のため、利用控えは必ず取っておき、帰国したら、利用明細書と合っているか照合しましょう。
海外旅行保険、海外サポートデスク、海外キャッシングなどのサービスが付随されているものなど、様々な特典もあります。両替の手間もかからず、便利ですが、日本同様クレジットカードが利用できる店は限られていますので、現金とあわせて利用するようにしましょう。

●国際キャッシュカード
日本の銀行口座に預入れた日本円を、旅行先のATMで現地通貨で引き出すことができます。

入手方法
通常、現在ご利用のキャッシュカードを、国際キャッシュカードに切り替える必要があります。一部予め対応しているカードもありますので、確認してみましょう。
また旅行用に、一時的な利用のために即日発行できるサービスもあります。

メリット・デメリット
クレジットカードと同様に紛失・盗難の際には利用停止ができます。また国内では通常のキャッシュカードと同様に使えます。取り扱い銀行により利用料やレートなどは各社様々で、預け入れや引き出しに上限を設けている場合があります。
利用できるATMは、VISAカード系のPlus(プラス)とMASTERカード系のCirrus(シーラス)の2種類があります。銀行によってどちらを利用するのか異なりますので確認しておきましょう


現地へ持って行くお金の種類は、複数のパターンを組み合わせて準備しましょう。どれかの方法が使えなくても、他の手段でカバーできるようにしておくことで、旅の不安を解消できます。旅先で、こころおきなく楽しめるよう、お金は計画的に持って行きましょう。

2005年12月8日木曜日

ツアーで泊まる宿泊ホテルが高級な場合、ジーンズ&スニーカーで行くのはNG?

服装については、宿泊ホテルによってというよりも、使用するレストランでドレスコードを指定しているところが多いのが現状です。
また、旅行先によってもドレスコードが厳しいところと緩いところがあります。ヨーロッパは結構厳しいですが、アジア、オセアニア、アメリカなどは比較的緩やか、リゾート地は更に緩やかです。
高級ホテル内でご飯を食べる時などに、ドレスコードを指定される可能性がありますので、旅行先がどこであれ、ジャケット、ネクタイ、シャツ、ワンピースなど(靴はスニーカーではなくカジュアル以上のもの)、その地域にあったおしゃれ着をもっていくことをお勧めします。

ではここで、ドレスコードというのは何か?という話。
■ドレスコードとは
ドレスコードとは、「服装に関する規定」のことで、
 ・フォーマル(男性はタキシード、女性はドレス)
 ・セミフォーマル(男性はスーツ、女性はワンピース)
 ・スマートカジュアル(ジャケット程度着用)
 ・カジュアル(襟付きシャツ着用)
といった形で指定されているところがほとんど。
5つ星ホテル内のレストランや、ミシュラン星付レストランなどの高級レストラン、高級クルーズでの食事・パーティの際に指定されることが多いです。

■ドレスコードを指定される理由
それは、「周りの雰囲気を壊さないため」です。
豪華な食事を楽しもうと思って、ドレスアップをしてレストランに行ったら、周りのお客様でジーンズにスニーカー姿の人がいる。雰囲気ぶち壊し。。。ちょっとがっかりしますよね?

現地で恥を掻かないためにも、大人らしくスマートに対応しましょう。

なお、ドレスコードについては、ツアー内で必要な箇所があるか取扱旅行会社に問い合わせると、教えてくれますので、出発前に確認しておくと安心ですよ。

2005年11月24日木曜日

共同部屋の宿を利用する場合、荷物の管理はどうすればいい?

ユースホステルでの滞在についてお話します。通常、ユースホステルでは、共同部屋となります。そのため、荷物の管理が重要となります。

■貴重品の管理
ユースホステルは、一般的に、共同部屋で、かつ、部屋の中に個人が貴重品を保管するようなセーフティボックス等はありません。そのため、貴重品の管理はご自身でしっかり行わなければいけません。貴重品はカバンの中に入れて放置はせず、肌身離さず身に着けてください。

部屋から離れる時の貴重品の管理方法案です。
 ・シャワーを浴びるとき
  ジップロック等のビニールに入れて、シャワールームに持ち込む
 ・寝るとき
  枕の下に貴重品を入れる、または、貴重品入れ(腹巻タイプや首からぶら下げるタイプ)にいれてベッドの中に一緒に入れる

また、貴重品は人前にできるだけ見せないようにしましょう。お金の計算などは、人の目に触れるところでは行わないほうがいいです。

■観光するときの荷物の管理
 ・連泊する場合
 基本的に、お部屋に荷物を置いていって問題ありませんが、お部屋には他の人も出入りすることがあることを忘れないでください。カバンには鍵をかけるのは必須です。また、ワイヤータイプの鍵で、ベッドに荷物を括りつけるというのもお勧めします。

 ・ホテルをチェックアウトした後に観光したい場合
 大抵、フロントかバゲージルームで荷物を預かってくれます。ですので、大きな荷物は預けて観光にいくことが基本的にはできますが、一部有料のところもあるかもしれません

ユースホステル等共同部屋の宿は、色々な国の人と出会えるチャンスでもあります。国民性・文化が異なるので、自己管理だけはしっかり行っていれば、とても貴重な、素晴らしい経験になると思います。

2005年11月10日木曜日

なぜ飛行機を使った国内旅行は海外旅行より申し込み期限が早い?

出発間際の旅行で気になるのが、申し込み期限。最近は海外旅行でも、申し込み期限が出発日3日前までというツアーもあります。国内旅行でも同じように考え、出発間際に申し込もうとして、申し込みができなかったのではないでしょうか。

国内の飛行機を利用したツアーを申し込む際、申し込み期限が、出発日の10日前まで、というものが多いこと、知ってましたか?(列車を利用したツアーは直前までOKなものもあります)

これはなぜかというと、国内ツアー用の航空券は、申し込み期限を過ぎてしまうと、航空会社が予約を受け付けてくれないからなのです。このことは航空会社の取り決めにより予め決まっていることで、旅行会社がいくらお願いしても、受け付けてもらえません。

申し込み期限を切ってしまった場合の対策としては、旅行会社に相談すれば利用可能な割引航空券と、ホテルを手配してくれることもあります。(この場合ツアーの価格より高くなってしまいます)

なお、申し込み期限は航空会社によって異なり、ANAやJALは10日前ですが、スカイネットは7日前、スカイマークは5日前となります。このように同じような国内ツアーでも利用する航空会社により、申し込み期限が異なりますので、旅行に行く際は、確認してみてください。

2005年10月27日木曜日

台風などで飛行機がキャンセルになった場合どうなる?

台風で、こんな目に合われた方も多いのではないでしょうか。
こういう事態の時は、まず、旅行会社・航空会社等、旅行商品の申込み先に対処方法を問い合わせるのが一番です。基本的に、そちらの指示に従いましょう。その時その時によって対応方法は違うため、残念ながら一概にどうなるということはできません。

よって、今回は、申込み先より指示されるトラブル時の対処方法の一例をお話します。
対処方法について、航空券のみとツアーの場合にわけて考えてみましょう。国内と海外、不測の事態への対処は大体同じなので、ここではまとめて考えてみましょう。

【航空券の場合】
航空券のみ予約している場合は、下記対処法が考えられます。
■運賃を払い戻してもらう
各航空会社の空港カウンター、もしくは航空券を買った旅行会社にて払い戻しを受ける。

■予約便を変更する
出発日・時間を変更する。つまり、翌日などの飛行機に変更することができるわけです。ただし、もともとその便を予約しているお客様が優先されますので、搭乗順は後回しです。

■他社便へ変更してもらう
同一区間で他社が運行している場合、そちらに変更してもらう。ただし、機材の故障など特別な場合を除き、予約変更不可能な運賃の航空券は変更できません。こちらも該当便を予約していたお客が優先されます。

ただし、航空券の種類(ノーマル/PEX/格安等)や航空会社によって、対応してもらえる方法が異なります。航空券の種類によっては、希望の対処方法では対処してもらえないこともあります。また、事態によっても対応は大きく異なります。特に、格安航空券等の特別割引運賃の場合、対応方法が限られるため、ご希望の対応を受けられないことが多いです。
残念ながら一概にどうとはいえませんので、そういう事態が起こったときには、各航空会社に対処方法を確認しましょう。

【ツアーの場合】
これもケースバイケース。旅行会社や担当者等によって対応は全く違ってきます。
◎出発前に台風などが起こった場合
ツアー自体がキャンセルされたり、他の日に振替えるなど、旅行会社によって対応はまちまちです。申し込んだ旅行会社にツアーが催行されるのか、便や出発日が変わるのかなどを問い合わせましょう。また、朝早い便で旅行会社と連絡が取れずどうなるか分からない時は、先ずは空港へ向かうこと。

◎帰りに飛行機が飛ばなくなった場合
旅行会社か航空会社が対応してしてくれます。旅行会社はホテルに泊まるなどの代案は示してくれますが、ホテル代は個人もちであることがほとんどです。ただし、機材故障などの場合は、航空会社が対処してくれる場合もあります。
近くのホテルが満室の場合は残念ながら空港待機となることもあります。

基本的に天変地異の場合、旅行会社に責任はありません。そのため、日程変更や欠航などの場合にかかる費用は個人負担となります。

欠航・運休時の宿泊費等は保険で保障されることもありますので、特約をつけていくと安心かもしれませんね。

2005年10月13日木曜日

チップが必要なのは、どんな時?

チップを支払う習慣がない日本人にとって、チップを支払うタイミングや、金額は、戸惑ってしまいます。

■チップとは?
まずは、チップにはどのような意味があるのかを考えてみましょう。アメリカなどではチップは労働報酬の一部とみなされるため、サービス業で働く人たちの賃金は、チップをもらえることを前提に、比較的低くなっています。給与の一部を、サービスを受ける側が支払う仕組みになっているのです。
辞書でチップを引くと「心づけ」や「祝儀」と出てきます。上記のような仕組みに加え、チップには、サービスを受けた側の満足度により金額が変化する、「心づけ」的な面もあることが特徴です。つまり、サービスの金額を満足度という基準で評価するのがチップと考えると、わかりやすいですね。

■チップを支払う国について
チップの習慣がないのはアジア諸国、オセアニア、ミクロネシアであり、それ以外の国では基本的にチップを支払う習慣があります。
また上記の国の中でも、地域によっては、海外旅行客が増えたことで、チップの習慣ができ、チップが必要になる場合もあります。旅行に行く前にはガイドブックなどで確認してみましょう。

■チップの相場
欧米諸国のチップの相場の目安です。地域によっても多少異なります。

●ホテル
ポーター 1ドル
枕銭
3★クラスのホテル 1~2ドル
4★クラスのホテル 2~3ドル
5★クラスのホテル 3~5ドル

●レストラン
通常の着席の場合 15~20%
ビュッフェの場合 10%~
※料金に『サービス料』が含まれている場合は小額でよいでしょう。
バーテンダー 1杯に付き1ドル

●移動
タクシー 10~15%
荷物を運んでもらった場合 1個に付き1ドル

●現地発着ツアー
ツアーデスクなどで申し込む現地発着ツアーの場合は、大抵チップ分をあらかじめ含んだ料金設定となっているため、チップは必要ないようです。
但し、移動の際やレストランのサービスなど、ツアー中は多くの人と関わります。その中でチップを要求される場合があるかもしれません。予め、ツアーを申し込む際に確認しておくと良いでしょう。

■チップの渡し方
チップを渡す時、ついもたついてしまいがち。どのようにしたらスマートに渡すことが出来るのでしょうか。
チップをスマートに渡すには、タイミングと、お札の取り出し方が大切です。小さい額のお札を、いつでもさっと取り出せるよう、ポケットなど取り出しやすいところに入れておきましょう。1ドル札を5枚程度、5ドル札も数枚ほど常に入れておくとよいでしょう。
女性の場合は、手持ちのバッグなどの取り出しやすい位置に、お札を折りたたんで、しのばせておくとよいでしょう。
財布を取り出してチップを払おうとすると、もたついてしまいますし、海外では、人前で財布を見せるのは危険です。また、財布をどこにしまっているかもわからないようにしましょう。すりや置き引きなどの対象になる恐れもあるからです。

チップは「心づけ」的な面もあり、決して見栄を張る必要はありませんが、その場に見合った金額を、気持ちよく渡すことで、「ありがとう」の気持ちを伝えるようにしましょう。

2005年9月29日木曜日

添乗員無しのツアーに参加したいけど、現地で困ったら

初めての土地や、海外旅行が旅慣れていないと心配ですよね。
添乗員さんがついていないツアーですと、更に心配になる気持ち分かります。
でも添乗員が付いていないからといって、現地のサポートが全くないということはありません。
一般的に旅行会社で「ホテル+航空券がセット」になったツアーを申し込んだ場合、現地でのサポートがあります。通常、出発前に渡される「最終旅行日程表」に、現地のホテル等を手配している現地手配会社(オペレーター)の連絡先が明記してあります。(但し、現地手配会社の場所は必ずしもその滞在都市にあるとは限りません)何か困ったときはそちらに相談できるので安心してください。
※なお、格安航空券のみを購入して旅行に行った場合、基本的に現地サポートはありません。現地でのトラブルには自分ですべて対応することになります。

■現地手配の問題やクレーム
「ホテルのお部屋に問題がある」とか、現地手配の問題やクレーム等は、日本に持ち帰らず、手配会社へ連絡し、その場できちんと伝えましょう。部屋に空きがあればお部屋の変更、問題の内容説明など、何らかの対応をしてくれます。
日本に帰ってから、「あそこが悪かった」とクレームを出しても、時間や気分は戻ってきません。その場できちんと伝えれば、すぐに対処してもらえる可能性があるのです。せっかくの楽しい旅行を無駄にしたくありませんよね。

■貴重品の紛失や病気などのトラブル
貴重品の紛失、病気等の個人のトラブルの場合は、現地手配会社でも親身に相談に乗ってくれます。しかし、警察、カード会社等への連絡手続きは自分で行わなければなりません。
何かあったときのためのアドバイスとしては、
1:やはり英語会話集などを持っていくと安心ですね。
2:いち早く対応できるよう、パスポートNO、カードNOなど事前にメモに控えておくと手続きがスムーズです。
3:万が一のために、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
24時間日本語で対応してくれたり、手続きに必要な事項など迅速に対応してくれます。
やはり、トラブルに巻き込まれないよう、貴重品は肌身離さない、貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに預ける、体力的に無理をしないなどなど、日頃から心がけることが大切です。

また、「ホテル+航空券がセット」のツアーにも、大きく別けて旅行形式が2パターンあります。
1つは、空港~ホテルの送迎がついているもの。
日本から添乗員は同行しないけれども、現地空港に到着時に現地斡旋員が出迎えてくれ、空港、ホテルでのチェックインなどを手伝ってくれます。
もうひとつは、送迎などのサービスが全くなく、自分で空港、ホテルのチェックインや移動をするものです。
前者の場合は、現地斡旋員が出迎えてくれるので、不安なことなどは、到着時にまとめて聞くことができますので、海外旅行初心者の方におすすめです。

このように、添乗員が付いていない自由形ツアーに参加しても現地サポートはあります。
添乗員が付いていない分自分でやらなければならないことがありますが、バックサポートがありますので、自分が楽しみたい旅のスタイルを大切に旅をしてみてはいかがですか。

旅行の申し込みは早い方がお得、遅い方がお得?

■繁忙期(春・夏・冬休みやGW)
早く申込んだ方がお得な可能性が大きいです。
またGW、お盆、年末年始などの超繁忙期に旅行に行く場合は、発売日に申し込むくらいの勢いで申込んだ方がよいでしょう。超人気のツアーと出発日は発売日当日、たったの10分で満席になることもあります!(これ本当ですよ。)
早く申し込む利点は、「早割り」価格を利用できることです。
最近は旅行会社、航空会社により「早割り」価格を設け、通常価格より安く購入できる場合があります。
またこの時期は人気のホテルや、安くてお得感のあるものから売切れてしまいますので、良い出発日で、後から安いものを待っていても、ほとんど出てくることはありません。出発日を少しずらせば、もしかしたら後からお得なものが出てくるかもしれませんが、あまり期待できないのです。みんなが行きたい時期に後から超安いものが出てくる、ということはあまりないからです。
格安航空券も、同じエコノミー席であっても、旅行会社の手配上では種類(クラス)がたくさんあり、安いクラスは数が決まっているので、早い者勝ちになります。

■閑散期
やはり早く申し込むことをお勧めします。
上記のように「早割り」価格を利用することで、通常価格よりも安く抑えることができます。また、格安なものも、やはり安いクラスはすぐに埋まってしまうものです。
しかし、たまに出発間際にお得なものが出される可能性もあります。ただし数に限りがあったり、スポット的なものなので、あなたにぴったりのものではないかもしれません。予め、旅行の日にちが決まっているようでしたら、早めのお申込みをお勧めします。

国際線の乗り継ぎ時間はどれくらい見ればいい?

言葉がよく通じない海外、勝手の知らない空港での乗継は不安が伴いますね。

しかし、同じ旅行会社もしくは航空会社で航空券を予約した場合は、全く心配はありません。
なぜなら乗継便の場合には、MCT(ミニマムコネクティングタイム *最低乗継時間)をクリアしなければ航空券を予約できないからです。

このMCTとは、航空会社がこれだけ乗継時間があれば問題ない、と判断する基準になります。
また、航空会社が遅れた場合でも、航空会社が保証をしてくれるための基準でもあります。
この時間は各空港、各航空会社によってまちまちです。この時間は、空港および利用する航空会社によってまちまちです。
同じ航空会社での乗継の場合は、他の航空会社への場合に比べて乗継時間は短くすみます。
質問者の場合も同じ航空会社を利用するために、1時間という時間で乗継可能になっていると思われます。

もし飛行機が遅れて乗継便に間に合わなかった場合は、旅行会社ではなく航空会社が責任をもって、別の飛行機等の手配をしてくれます(旅行会社はMCTをクリアしている商品を売っているため、基本は航空会社の責任となります)。これは格安航空券の場合も同じです。

ただ、希望通りの飛行機に乗せてくれるとは限りませんし、空港で航空会社の人とも交渉しなければなりません。乗継時間がぎりぎりだった場合はロストバゲージ(飛行機で預けた荷物がどこかへ行ってしまうこと)の確率も高くなります。

ちなみに、自分で別々の旅行会社もしくは別々の航空会社で航空券を予約した場合は保障を受けられません。同じ航空会社でも、最初に予約した航空券に追加するという形で乗継の航空券を買わなかった場合も同じです。もう一度航空券を買い直すことになりますので、ご注意ください。
いずれにしても乗り継ぎ時間は多めに見ておいたほうが安全でしょう。
空港の規模にもよりますが、2時間ほどみておくと安心です。

旅先で貴重品を持ち歩く場合はどのようなことに注意したらいい?

旅行に行くときには、貴重品の管理に頭を悩ませてしまう人が多いのではないでしょうか。
旅先での注意事項と、お勧めの管理方法についてお話します。

■貴重品とは?
まず貴重品の定義をしましょう。貴重品とは、下記の4つです。
・パスポート
・トラベラーズチェック
・現金、クレジットカード
・航空券
旅をする時は念のため、パスポートNOやカードNO等を手帳などに記載しておくと、万が一トラブルにあったときも手続きがスムーズです。

■空港や駅で
スーツケースを預ける場合は、貴重品類は預ける荷物の中に入れず、持込のかばんに入れたり、身に付けましょう。(機内に貴重品を預けるのは×です)また、手荷物は、足元に置いたり、目を離さないようにしましょう。スリや置き引きに会う可能性があります。

■旅先で
旅先では基本的に大金は持ち歩かないようにしましょう。たとえ保険に入っていても、現金は補償対象にはなりません。また、ふとした気の緩みで盗難に遭うこともあります。人の多いところでは特に注意しましょう。旅先のおすすめの管理方法は2つあります。
1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く

1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
ホテルには部屋ごとにおいてある金庫や、フロントに申し出て預ける、貸し金庫タイプのセーフティーボックスがあります。
旅先でのホテル滞在中、外出時に泥棒が入ることがあるので、貴重品は室内に置かないようにしましょう。スーツケースの中に入れて鍵をかける、ベッドのマットレスの下に隠す、なども避けましょう。万が一室内でなくなっても、客室内で発生したトラブルは、基本的にホテルには責任が生じませんが、ホテルのフロントに預けたものについては、ホテル側に責任が生じます。

2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く
必要ないものはなるべく持ち歩かない方がよいけれど、どうしても持ってまわる必要があるときは、貴重品入れを活用しましょう。
貴重品入れには、腹巻式やベスト型、首かけ式などいくつかの種類があります。ご自身の使いやすいタイプを利用するとよいでしょう。また家族旅行などでも、家族の貴重品をまとめて1人が持つのではなく、一人一人が分散して持つようにしましょう。

■カバンの選び方&お財布のしまい方
ふたの閉まらないカバンは持っていかなようにしましょう。お財布は内ポケットに入れましょう。さらにチャックができるようなものだと効果的です。引ったくり防止のため、手持ちカバンより、肩にたすきがけできるものをお勧めします。

「バスタブがないシャワーのみのお部屋」ってどういうこと?

湯船文化の日本。バスタブがないお風呂なんて想像しにくいですね。
結論から申し上げますと、プールにあるシャワーを個室にしたようなものと考えてください。お得なツアーでは、バスタブがない部屋になることがあります。その場合は、パンフレットに記載してありますので、パンフレットをよくご覧ください。
また、地域性や民族性によっては湯船につかる文化がないため、シャワーのみということもあります。例えばフィンランドは、湯船の変わりにサウナに入る文化なので、中級以上のホテルでもシャワーのみということもあります。

私が体験した「バスタブがないシャワー」は、すりガラスの横開きドアをがらっとあけると、バスタブを小さくした桶のような四角い浴槽(洗い桶?)っぽいものがあるのみ。びっくりしましたが、個室になっているのでシャワーカーテンから水がはねるのでは・・などという心配はなく、それなりに快適でした。ゆっくりと身体を休める、とまではいきませんが、身体を洗う分には十分なのでご安心を。
お風呂一つをとってもその国の文化が感じられて面白いですね。
ちなみにシャワーの蛇口、普通は「H」が温水で「C」が冷水ですが、スペイン語圏では「H」が冷水で「C」が温水の場合があります。スペイン語では熱いが「Caliente」、冷たいが「Helada」。困ったことに「H」が温水で「C」が冷水という普通のホテルもあるので、最初はゆっくり蛇口をひねるのが得策です。