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2005年9月29日木曜日

添乗員無しのツアーに参加したいけど、現地で困ったら

初めての土地や、海外旅行が旅慣れていないと心配ですよね。
添乗員さんがついていないツアーですと、更に心配になる気持ち分かります。
でも添乗員が付いていないからといって、現地のサポートが全くないということはありません。
一般的に旅行会社で「ホテル+航空券がセット」になったツアーを申し込んだ場合、現地でのサポートがあります。通常、出発前に渡される「最終旅行日程表」に、現地のホテル等を手配している現地手配会社(オペレーター)の連絡先が明記してあります。(但し、現地手配会社の場所は必ずしもその滞在都市にあるとは限りません)何か困ったときはそちらに相談できるので安心してください。
※なお、格安航空券のみを購入して旅行に行った場合、基本的に現地サポートはありません。現地でのトラブルには自分ですべて対応することになります。

■現地手配の問題やクレーム
「ホテルのお部屋に問題がある」とか、現地手配の問題やクレーム等は、日本に持ち帰らず、手配会社へ連絡し、その場できちんと伝えましょう。部屋に空きがあればお部屋の変更、問題の内容説明など、何らかの対応をしてくれます。
日本に帰ってから、「あそこが悪かった」とクレームを出しても、時間や気分は戻ってきません。その場できちんと伝えれば、すぐに対処してもらえる可能性があるのです。せっかくの楽しい旅行を無駄にしたくありませんよね。

■貴重品の紛失や病気などのトラブル
貴重品の紛失、病気等の個人のトラブルの場合は、現地手配会社でも親身に相談に乗ってくれます。しかし、警察、カード会社等への連絡手続きは自分で行わなければなりません。
何かあったときのためのアドバイスとしては、
1:やはり英語会話集などを持っていくと安心ですね。
2:いち早く対応できるよう、パスポートNO、カードNOなど事前にメモに控えておくと手続きがスムーズです。
3:万が一のために、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
24時間日本語で対応してくれたり、手続きに必要な事項など迅速に対応してくれます。
やはり、トラブルに巻き込まれないよう、貴重品は肌身離さない、貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに預ける、体力的に無理をしないなどなど、日頃から心がけることが大切です。

また、「ホテル+航空券がセット」のツアーにも、大きく別けて旅行形式が2パターンあります。
1つは、空港~ホテルの送迎がついているもの。
日本から添乗員は同行しないけれども、現地空港に到着時に現地斡旋員が出迎えてくれ、空港、ホテルでのチェックインなどを手伝ってくれます。
もうひとつは、送迎などのサービスが全くなく、自分で空港、ホテルのチェックインや移動をするものです。
前者の場合は、現地斡旋員が出迎えてくれるので、不安なことなどは、到着時にまとめて聞くことができますので、海外旅行初心者の方におすすめです。

このように、添乗員が付いていない自由形ツアーに参加しても現地サポートはあります。
添乗員が付いていない分自分でやらなければならないことがありますが、バックサポートがありますので、自分が楽しみたい旅のスタイルを大切に旅をしてみてはいかがですか。

旅行の申し込みは早い方がお得、遅い方がお得?

■繁忙期(春・夏・冬休みやGW)
早く申込んだ方がお得な可能性が大きいです。
またGW、お盆、年末年始などの超繁忙期に旅行に行く場合は、発売日に申し込むくらいの勢いで申込んだ方がよいでしょう。超人気のツアーと出発日は発売日当日、たったの10分で満席になることもあります!(これ本当ですよ。)
早く申し込む利点は、「早割り」価格を利用できることです。
最近は旅行会社、航空会社により「早割り」価格を設け、通常価格より安く購入できる場合があります。
またこの時期は人気のホテルや、安くてお得感のあるものから売切れてしまいますので、良い出発日で、後から安いものを待っていても、ほとんど出てくることはありません。出発日を少しずらせば、もしかしたら後からお得なものが出てくるかもしれませんが、あまり期待できないのです。みんなが行きたい時期に後から超安いものが出てくる、ということはあまりないからです。
格安航空券も、同じエコノミー席であっても、旅行会社の手配上では種類(クラス)がたくさんあり、安いクラスは数が決まっているので、早い者勝ちになります。

■閑散期
やはり早く申し込むことをお勧めします。
上記のように「早割り」価格を利用することで、通常価格よりも安く抑えることができます。また、格安なものも、やはり安いクラスはすぐに埋まってしまうものです。
しかし、たまに出発間際にお得なものが出される可能性もあります。ただし数に限りがあったり、スポット的なものなので、あなたにぴったりのものではないかもしれません。予め、旅行の日にちが決まっているようでしたら、早めのお申込みをお勧めします。

国際線の乗り継ぎ時間はどれくらい見ればいい?

言葉がよく通じない海外、勝手の知らない空港での乗継は不安が伴いますね。

しかし、同じ旅行会社もしくは航空会社で航空券を予約した場合は、全く心配はありません。
なぜなら乗継便の場合には、MCT(ミニマムコネクティングタイム *最低乗継時間)をクリアしなければ航空券を予約できないからです。

このMCTとは、航空会社がこれだけ乗継時間があれば問題ない、と判断する基準になります。
また、航空会社が遅れた場合でも、航空会社が保証をしてくれるための基準でもあります。
この時間は各空港、各航空会社によってまちまちです。この時間は、空港および利用する航空会社によってまちまちです。
同じ航空会社での乗継の場合は、他の航空会社への場合に比べて乗継時間は短くすみます。
質問者の場合も同じ航空会社を利用するために、1時間という時間で乗継可能になっていると思われます。

もし飛行機が遅れて乗継便に間に合わなかった場合は、旅行会社ではなく航空会社が責任をもって、別の飛行機等の手配をしてくれます(旅行会社はMCTをクリアしている商品を売っているため、基本は航空会社の責任となります)。これは格安航空券の場合も同じです。

ただ、希望通りの飛行機に乗せてくれるとは限りませんし、空港で航空会社の人とも交渉しなければなりません。乗継時間がぎりぎりだった場合はロストバゲージ(飛行機で預けた荷物がどこかへ行ってしまうこと)の確率も高くなります。

ちなみに、自分で別々の旅行会社もしくは別々の航空会社で航空券を予約した場合は保障を受けられません。同じ航空会社でも、最初に予約した航空券に追加するという形で乗継の航空券を買わなかった場合も同じです。もう一度航空券を買い直すことになりますので、ご注意ください。
いずれにしても乗り継ぎ時間は多めに見ておいたほうが安全でしょう。
空港の規模にもよりますが、2時間ほどみておくと安心です。

旅先で貴重品を持ち歩く場合はどのようなことに注意したらいい?

旅行に行くときには、貴重品の管理に頭を悩ませてしまう人が多いのではないでしょうか。
旅先での注意事項と、お勧めの管理方法についてお話します。

■貴重品とは?
まず貴重品の定義をしましょう。貴重品とは、下記の4つです。
・パスポート
・トラベラーズチェック
・現金、クレジットカード
・航空券
旅をする時は念のため、パスポートNOやカードNO等を手帳などに記載しておくと、万が一トラブルにあったときも手続きがスムーズです。

■空港や駅で
スーツケースを預ける場合は、貴重品類は預ける荷物の中に入れず、持込のかばんに入れたり、身に付けましょう。(機内に貴重品を預けるのは×です)また、手荷物は、足元に置いたり、目を離さないようにしましょう。スリや置き引きに会う可能性があります。

■旅先で
旅先では基本的に大金は持ち歩かないようにしましょう。たとえ保険に入っていても、現金は補償対象にはなりません。また、ふとした気の緩みで盗難に遭うこともあります。人の多いところでは特に注意しましょう。旅先のおすすめの管理方法は2つあります。
1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く

1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
ホテルには部屋ごとにおいてある金庫や、フロントに申し出て預ける、貸し金庫タイプのセーフティーボックスがあります。
旅先でのホテル滞在中、外出時に泥棒が入ることがあるので、貴重品は室内に置かないようにしましょう。スーツケースの中に入れて鍵をかける、ベッドのマットレスの下に隠す、なども避けましょう。万が一室内でなくなっても、客室内で発生したトラブルは、基本的にホテルには責任が生じませんが、ホテルのフロントに預けたものについては、ホテル側に責任が生じます。

2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く
必要ないものはなるべく持ち歩かない方がよいけれど、どうしても持ってまわる必要があるときは、貴重品入れを活用しましょう。
貴重品入れには、腹巻式やベスト型、首かけ式などいくつかの種類があります。ご自身の使いやすいタイプを利用するとよいでしょう。また家族旅行などでも、家族の貴重品をまとめて1人が持つのではなく、一人一人が分散して持つようにしましょう。

■カバンの選び方&お財布のしまい方
ふたの閉まらないカバンは持っていかなようにしましょう。お財布は内ポケットに入れましょう。さらにチャックができるようなものだと効果的です。引ったくり防止のため、手持ちカバンより、肩にたすきがけできるものをお勧めします。

「バスタブがないシャワーのみのお部屋」ってどういうこと?

湯船文化の日本。バスタブがないお風呂なんて想像しにくいですね。
結論から申し上げますと、プールにあるシャワーを個室にしたようなものと考えてください。お得なツアーでは、バスタブがない部屋になることがあります。その場合は、パンフレットに記載してありますので、パンフレットをよくご覧ください。
また、地域性や民族性によっては湯船につかる文化がないため、シャワーのみということもあります。例えばフィンランドは、湯船の変わりにサウナに入る文化なので、中級以上のホテルでもシャワーのみということもあります。

私が体験した「バスタブがないシャワー」は、すりガラスの横開きドアをがらっとあけると、バスタブを小さくした桶のような四角い浴槽(洗い桶?)っぽいものがあるのみ。びっくりしましたが、個室になっているのでシャワーカーテンから水がはねるのでは・・などという心配はなく、それなりに快適でした。ゆっくりと身体を休める、とまではいきませんが、身体を洗う分には十分なのでご安心を。
お風呂一つをとってもその国の文化が感じられて面白いですね。
ちなみにシャワーの蛇口、普通は「H」が温水で「C」が冷水ですが、スペイン語圏では「H」が冷水で「C」が温水の場合があります。スペイン語では熱いが「Caliente」、冷たいが「Helada」。困ったことに「H」が温水で「C」が冷水という普通のホテルもあるので、最初はゆっくり蛇口をひねるのが得策です。