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2005年12月22日木曜日

旅行にもって行くお金はTC、カード、現金どれがいい?

海外旅行に行くためには、事前に現地で利用できる通貨を用意する必要があります。
また、まとまった金額を持って行くため、セキュリティについても気になりますね。
現地に持って行くためのお金の種類と、その利用方法について説明します。

海外旅行に持って行くお金には大きく分けて、4つの方法があります。
・現金(cash)
・トラベラーズチェック(T/C)
・クレジットカード(C/C)
・国際キャッシュカード
それぞれのメリットとデメリットがあるので旅のスタイルに合わせ、うまく組み合わせたり、使い分けを行いましょう。

●現金(cash)

入手方法
日本円で持って行く方法と、外貨に両替してから持って行く方法があります。
日本での日本円から外貨への両替は、種類が限られてしまいますが、米ドル、ユーロ等でしたら、多くの金融機関や郵便局で取り扱っています。
外貨(現地通貨)への両替は、日本国内の空港内の銀行で行うか、現地の国際空港、街中の両替所、銀行等で行うことができます。現地のホテルでも、両替ができる場合もありますが、レートが悪いことが多いので確認すると良いでしょう。

メリット・デメリット
現地へ到着してからの交通費や、チップ、小さな店での買い物に、現地通貨の現金を用意しておくと便利です。現金は万が一盗難にあうと保障がききません。必要な分だけを両替し、持ち歩くのは小額にしましょう。

●トラベラーズチェック(T/C)
旅行用の外国通貨建ての小切手のことです。
購入した時点で、二箇所あるサイン欄の、「ホルダーサイン欄」に、予めサインします。この時点でそのT/Cは購入者だけしか使用できなくなります。支払いなどで利用するときは、もう一箇所の「カウンターサイン欄」にサインします。
相手の目の前でサインすることが大事ですので、予めカウンターサイン欄には何も書き込まないようにしましょう。

入手方法
銀行や郵便局、財務省に認定された旅行会社などで購入可能です。購入時には手数料が必要です。

メリット・デメリット
トラベラーズチェックの特徴は紛失、盗難にあっても原則として再発行してもらえる点と、現金に比べて両替率が有利な点です。再発行の際にはトラベラーズチェックを購入した場所や発行年月日、発行ナンバーが必要になります。予め控えておきましょう。
現金と同じようにホテルやショッピングで使用できますが、小さなお店等は使用できない場合があります。予め確認してみましょう。

●クレジットカード(C/C)
現金の代わりとして支払いをすることができます。
クレジットカードが利用できるかどうかは、渡航先やカードの種類により異なりますが、外国人観光客の多いホテルやレストラン、ショッピングでは大体利用することができます。
身分証明書(ID)として提示を求められた時やホテルのデポジットに要求されるときがあるので、1枚持っていると便利です。

入手方法
銀行などで発行できます。新規に申し込む場合は、発行までに約1ヶ月程かかりますので、早めに準備しましょう。また国内、海外旅行に関するサービスや保険が充実していたり、発行期間の短いトラベルカードなどもあります。

メリット・デメリット
紛失・盗難にあった場合、利用停止にすることができます。不正利用防止のため、利用控えは必ず取っておき、帰国したら、利用明細書と合っているか照合しましょう。
海外旅行保険、海外サポートデスク、海外キャッシングなどのサービスが付随されているものなど、様々な特典もあります。両替の手間もかからず、便利ですが、日本同様クレジットカードが利用できる店は限られていますので、現金とあわせて利用するようにしましょう。

●国際キャッシュカード
日本の銀行口座に預入れた日本円を、旅行先のATMで現地通貨で引き出すことができます。

入手方法
通常、現在ご利用のキャッシュカードを、国際キャッシュカードに切り替える必要があります。一部予め対応しているカードもありますので、確認してみましょう。
また旅行用に、一時的な利用のために即日発行できるサービスもあります。

メリット・デメリット
クレジットカードと同様に紛失・盗難の際には利用停止ができます。また国内では通常のキャッシュカードと同様に使えます。取り扱い銀行により利用料やレートなどは各社様々で、預け入れや引き出しに上限を設けている場合があります。
利用できるATMは、VISAカード系のPlus(プラス)とMASTERカード系のCirrus(シーラス)の2種類があります。銀行によってどちらを利用するのか異なりますので確認しておきましょう


現地へ持って行くお金の種類は、複数のパターンを組み合わせて準備しましょう。どれかの方法が使えなくても、他の手段でカバーできるようにしておくことで、旅の不安を解消できます。旅先で、こころおきなく楽しめるよう、お金は計画的に持って行きましょう。

2005年12月8日木曜日

ツアーで泊まる宿泊ホテルが高級な場合、ジーンズ&スニーカーで行くのはNG?

服装については、宿泊ホテルによってというよりも、使用するレストランでドレスコードを指定しているところが多いのが現状です。
また、旅行先によってもドレスコードが厳しいところと緩いところがあります。ヨーロッパは結構厳しいですが、アジア、オセアニア、アメリカなどは比較的緩やか、リゾート地は更に緩やかです。
高級ホテル内でご飯を食べる時などに、ドレスコードを指定される可能性がありますので、旅行先がどこであれ、ジャケット、ネクタイ、シャツ、ワンピースなど(靴はスニーカーではなくカジュアル以上のもの)、その地域にあったおしゃれ着をもっていくことをお勧めします。

ではここで、ドレスコードというのは何か?という話。
■ドレスコードとは
ドレスコードとは、「服装に関する規定」のことで、
 ・フォーマル(男性はタキシード、女性はドレス)
 ・セミフォーマル(男性はスーツ、女性はワンピース)
 ・スマートカジュアル(ジャケット程度着用)
 ・カジュアル(襟付きシャツ着用)
といった形で指定されているところがほとんど。
5つ星ホテル内のレストランや、ミシュラン星付レストランなどの高級レストラン、高級クルーズでの食事・パーティの際に指定されることが多いです。

■ドレスコードを指定される理由
それは、「周りの雰囲気を壊さないため」です。
豪華な食事を楽しもうと思って、ドレスアップをしてレストランに行ったら、周りのお客様でジーンズにスニーカー姿の人がいる。雰囲気ぶち壊し。。。ちょっとがっかりしますよね?

現地で恥を掻かないためにも、大人らしくスマートに対応しましょう。

なお、ドレスコードについては、ツアー内で必要な箇所があるか取扱旅行会社に問い合わせると、教えてくれますので、出発前に確認しておくと安心ですよ。