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2007年12月16日日曜日

添乗員と現地係員ってどう違うの?

●添乗員とは?
添乗員は、日本出発時から帰着時までフルサポートしてくれる人です。現地滞在中も添乗員はツアー客と同じホテルに宿泊するのが通常ですので、何よりも安心感があります。
また、バスでの移動中などに、その国の情報を教えてくれたり、食事時の注文や、フリータイムの過ごし方の相談にも乗ってくれます。

●現地係員とは?
現地係員は、現地にて、日程に含まれている送迎や観光時にお手伝いをしてくる人です。その行程時のみ対応してくれるので、到着時と出発時の送迎では違う係員の人が登場することもあります。

●現地係員のみのツアーに参加時の注意点は?
【1】飛行機での乗継ぎ、出国・入国手続きは各自で
日本出発空港に到着してから、飛行機の搭乗手続き、出国審査、現地空港での入国審査など、様々な手続きが必要になってきます。
さらに、乗継ぎがある場合は、大きなターミナルだと、別ターミナルに移動したりして、搭乗時間に遅れないように搭乗口へ移動する必要があります。
それらを各自で判断、行動せねばなりません。

【2】現地滞在中のトラブル
現地係員は、ホテルにツアー客を送り届ければ、帰ってしまいます。移動日やオプショナルツアーのある日に、また迎えに来るのが一般的です。
ですので、ホテル滞在中やフリータイム中は電話連絡のみとなり、急なトラブルに対応できない場合があります。例えば、ホテルの部屋のトラブルなど、急を要する場合は、各自で直接ホテルスタッフに伝えなければなりません。

●ツアー選びのポイント
さて、というわけで・・
・飛行機の手続きが不安
・現地滞在中のアレコレをサポートして欲しい
・フリータイムの過ごし方や食事も相談したい
・トラブル時などが不安なので安心して旅行したい

そんな人は、添乗員付のツアーがオススメといえますね!
でも、ハワイやグアムなどのリゾートや1都市滞在のツアーは、添乗員付のツアーが少ないので、ご注意を!

逆に、団体で観光が嫌な人、毎日自由に動き回りたい人は現地係員のみのツアーでいいかもしれません!
また、旅慣れた人でも、最も不安なのは、飛行機の乗継ぎ。現地係員のみのツアーでも、稀に、乗継ぎをお手伝いしてくれるツアーもありますので、事前に旅行会社に確認を!

添乗員付ツアーか現地係員のみのツアーか、自分がどちらのタイプに向いているかわかっていると、ツアー選びもスムーズですよ!参考にしてみてくださいね!

2007年11月22日木曜日

海外でブランド品など高いものを買うと税金が戻ってくるってほんと?

ブランドショッピングが海外旅行の大きな楽しみの1つ、という方も多いですよね。ところがヨーロッパをはじめ海外で買い物をするときには、本来はその国の人々が払うはずの付加価値税(VAT)という税金が商品価格に含まれているため、旅行者にも税金が課せられてしまいます。この付加価値税分は、きちんと手続きをすれば払い戻しを受けられますので、旅行にお出かけになる前に、渡航先の国に払い戻し制度があるかどうかチェックしておきたいものですね。

●お買い物をするとき
◇お買い物をするときは「TAX FREE」などの表示があるお店で!
まず「TAX FREE SHOPPING」「PREMIER tax free」「TAX REFUND」などの表示があるお店を選びましょう。付加価値税を払う義務のない旅行者であることを証明するため、パスポート番号と宿泊ホテル名の提示が必要となります(一部高級ブランド店ではパスポートそのものが必要な場合もあります)。お会計をするときには「タックス・フリー・ショッピング・チェック・プリーズ」と伝えて、お店側で作成してくれる免税書類(ショッピングチェック)の内容にまちがいがないか、きちんと確認をしましょう。

◇税金の払い戻しを受けられる条件は?
払い戻しを受けられる主な国は
 ・EU内
  イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、
  フィンランド、フランス、モナコ、ベルギー、ポーランド、ポルトガルなど
 ・シンガポール
 ・韓国
 ・オーストラリア
 ・カナダ
などです。

免税が適用される最低購入額は国によってそれぞれ異なりますが、一店舗での購入商品の金額を合算することができます。百貨店などは全体で一店舗とみなされますので、小額のものをたくさん購入するにはいいかもしれませんね。商品の種類によって税率が変わる場合も多いので、お出かけ先や買い物リストが決まったら事前に一度調べておくと安心です。

●出国税関では
免税書類をもらっただけでは、手続きは完了ではありません。
お買い物をした国の出国税関で、免税書類と購入した商品、パスポートを提示して必ず確認スタンプをもらいましょう。このスタンプがないと、払い戻しは受けられません。ただし、EU加盟国内でいくつかの国を周遊した場合は、EU圏の最終出国税関でまとめて手続きを行うことができます。
税関での手続きで注意することは、
 ・払い戻しを受けたい商品は必ず窓口に持参すること
 ・商品は開封しないこと(未使用であることが条件となるため)
です。スーツケースに入れて先に預けてしまった場合、商品の確認ができないという理由で、払い戻し対象外とされてしまうこともあるのです。購入商品のサイズが大きく、どうしても預けたいという場合には、出国審査前のカウンターでチェックを受けましょう。ただし、高価なものは預け荷物にしないようご注意ください。

税関の場所が分かりづらかったり、時間帯によっては非常に混雑していたり、ということもありますので、事前に空港内での位置を確認し、時間に余裕をもって空港に到着できるようにすると安心ですね。

●払い戻し分を換金するには?
◇現地空港で
キャッシュ・リファンド・カウンターで確認スタンプの捺された免税書類を提出すると、現地通貨で払い戻しを受けることができます。

◇日本で
税金還付の手続きを行う会社は数社ありますが、グローバル・リファンド社経由の場合には、成田空港・関西空港のキャッシュ・リファンド・カウンターで日本円で払い戻しを受けることができます。この場合、当日の為替レートが適用されます。

◇郵送・または振込で
現地で専用の封筒に入れポストに投函すると、帰国後2ヵ月程度で小切手で郵送されるか、クレジットカード口座に入金されます。受取方法はあらかじめ書類で指定しておくことができます。ただし小切手の場合、銀行での換金時に手数料がかかるため、クレジットカードを持っている場合にはそちらを指定した方がおとくです。

ちょっぴり面倒ではありますが、ヨーロッパでは場合によって10%以上もの還付を受けられることもあるうれしいシステムです。上手に利用して、海外ならではのお得なショッピングを目一杯楽しみたいものですね!

2007年10月9日火曜日

出発する空港で預けた荷物が到着空港で出てこない!

出発する空港で預けた荷物が到着空港で出てこないことを「ロストバゲージ」と言います。
探して見つかれば、翌日に届くこともありますが、数日~何週間と届かないこともあります。
旅先でもしもロストバゲージに遭ってしまったら・・・そんな時、慌てないように事前の対策や現地での対処方法をご案内しますので、参考にしてみてください。

●荷物が届かない原因として考えられること
多くは、経由地点で荷物を積み替え(積み忘れ、行き先の間違い等)の際に起こります。
(例)成田→パリ(経由地点)→ロンドン
また、前回旅行した際の航空会社の便名などが書いてある荷札を付けたままの状態にしているのも原因の1つです(係員が目的地を見間違えてしまう)。

●荷物がなくなった場合
預けた荷物が届くまでに数日かかるといわれた場合、その日程分の着替え等の日用品が必要になってきます。
航空会社によりますが、身の回りの品を買った際のお金を請求することができますので、レシートなどを残しておくとよいです。
もし、荷物が見つからなかった場合には、国際輸送約款に基づき補償金が出ますが、これは非常に少額で、全額補償は、ほぼ不可能です。
その際、入っていて安心なのが、海外旅行保険の携行品損害。航空会社等寄託手荷物不着による損害に保険が下りますので、安心です。

●出発前の対策は?
≪自宅でチェック≫
・前回の旅行で使用した航空会社の荷札は必ず外すこと。
・航空会社の荷札以外に自分の荷札(英語で名前、住所、電話番号を記入)をつけること。
・1日分の下着や洗面道具を機内に持ち込む。
・絶対必要な常備薬は手荷物にする。
・預け荷物の中に絶対に貴重品を入れない。
・滞在先のホテル名、住所、電話番号の連絡先を控えておく。
・海外旅行保険に入る。
 (携行品損害は、特約になる場合が多いので、保険に入る際はよく確認しておきましょう。)

≪空港でチェック≫
・チェックインの際、貰ったクレームタグ(荷物の半券)の最終到着地を必ず確認しましょう。
(稀に全く違う目的地が記載されていることがあるようです。)
・クレームタグは、絶対に失くさないように保管しましょう。

●ロストバゲージになった場合の対処方法
(1)ターンテーブルで自分の荷物が出てこなかったら、クレームタグを持って、バゲージ・クレームエリア(ターンテーブル付近の各航空会社のカスタマーサービス)へ行き申請します。
書式があるので、名前や連絡先(滞在ホテル)、クレームタグの番号、無くなった荷物の形状、色や特徴などを記入し、係員にいつ荷物が手元に届くのか、確認しましょう。
洗面グッズは航空会社に言えば支給されることが多いです。

(2)契約をした海外旅行保険会社に連絡をしましょう。
上限金額や規定はカード会社によって異なりますのでよく確認してください。
※紛失した品物の保険金は、複数の保険会社に重複して請求できません。

誰もロストバゲージに遭わないとは限りません。
もし、起こってしまった場合に備えてある程度の知識があれば心強いです。

2007年9月11日火曜日

海外ホテルでの朝食の楽しみ方

ホテルで朝食・・いい響きです。行かれる場所にもよりますが、リゾートホテルなら、オープンスペースで優雅に食せたり、シティホテルですと、ビジネスマンの活気溢れるダイニングで食せたり、その雰囲気も様々です。ただ、1点言えることは、宿泊客にとって、チェックアウト前の最後の寛ぎの場である朝食。『終わりよければすべて良し』ではないですが、そのホテルの印象を左右する大きなパーツが朝食だと言えます。よって年々、朝食に力を入れるホテルは増加しているのが現状です。

■朝食の種類
大きく分けて3種類あります。
(1)ビュッフェ
日本でいうところのバイキングです。海外ではバイキングというと通じませんのでご注意を!余談ですが、バイキングと日本で呼ばれるようになったのは、日本のビュッフェ発祥の地となった帝国ホテルのレストラン名に『バイキング』と入っていたので一般総称として呼ばれるようになりました。
昨今、大型ホテルを中心にビュッフェスタイルを取るホテルが多くなってきています。

(2)コンチネンタルブレックファスト
基本的に温かい食べ物がないセットメニュー。例えば、パン(トーストでなく、ロールパンやクロワッサンの場合が多い)にコーヒーか紅茶がつくもの。簡単な朝食です。

(3)アメリカンブレックファスト
コンチネンタルブレックファストに、温かいメニューが加わります。卵料理やベーコンまたはウインナーなどの肉料理が加わるのが一般的。また、パンはトーストの他、パンケーキやワッフル、フレンチトーストなどからチョイスできる場合もあります。

行かれる国やホテルによっては、メニューに若干の違いはあります。また、昨今のビュッフェの流行をよそに、まだまだ(2)や(3)のセットメニューのニーズが高いのも現状です。なぜならそう、(2)や(3)の魅力は、ルームサービスOKの場合が多いこと!(ホテルにもよりますが・・)女性の場合は、ビュッフェレストランに行くのに、化粧して云々は面倒くさいもの。またお子様連れの場合も同様。ルームサービスで優雅に済ませたい、というニーズが根強いのですかね。(値段は割り増しとなりますが・・)

■ビュッフェの魅力
昨今多くのホテルで催されているビュッフェ。やはり、好きなものを好きなだけ食せるのは魅力的ですよね!
さて、日本のホテルでもお馴染みのビュッフェですが、海外では、その国やホテルによってメニューが様々なのは勿論のこと。とはいえ海外主要エリアで共通なのは、ある程度のランクのホテルとなると、卵料理をオーダーして、作ってもらえる場合が多い。
朝食ビュッフェの目玉でもある卵料理、その種類をご案内いたしましょう・・ 。
・スクランブルエッグ(お馴染みですね)
・ゆで卵(オーダーの際はゆで時間を伝えるのが一般的です:○○ミニッツボイルトプリーズ)
・オムレツ(具材を選べることが多いです)
・目玉焼き(日本でよく見る片面焼の他、両面焼もリクエストできます!その場合はターンオーバーとリクエストしてみて下さい)
さらに日本ではあまり馴染みのないメニューに、『ポーチドエッグ』と呼ばれるものもあります。形は日本の温泉卵をイメージしていただき、中身はその逆。白身が固く、黄身が半熟のもの。それ単体で食べるというよりは、マフィンの上にのせ、サーモンやベーコンなどをのせて、専用のソースをかけて食べる場合が多いです。『エッグベネクト』というその品目は大変美味!アメリカではメジャーな料理法なので、是非試して頂きたい一品です!
さらに朝食ビュッフェに力を入れているホテルで見逃せないのは、『フレッシュフルーツジュース』。陳列されている多くの果物からいくつかを選び、その場でジューサーにかけてもらう、まさに贅沢なドリンク。日本の高級ホテルでもまだまだ少ないサービスです!

■ビュッフェの注意事項
もちろん、日本の食べ放題とは訳が違います。数人で分け合ったり(日本人に多い)、残したりするのは、マナー違反!決してドレスアップして云々は必要ありませんが、せっかくの海外ホテルビュッフェ、少し姿勢を正して、優雅に振舞い、その雰囲気に浸ってみたいものですね。

2007年8月16日木曜日

空港内を有意義に過ごせるスポット

交通機関の関係で早く空港に着いたり、チェックインをしてから搭乗までの時間が長い場合、空いた時間をどう過ごそう・・と困ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
実は空港には、意外と知られていない便利な施設がたくさんあるんです。各主要空港の設備を紹介しますので、次の旅行の際の参考にしてみてくださいね。

≪成田空港≫
◎インターネットコーナー
成田空港では、10分100円で利用できるインターネットコーナーを各所に設置しています。出発前にここで旅先の情報をチェック! ※第2ターミナル出国手続き後エリア内の、Yahoo!Cafeでは、インターネットサービスが無料で利用できます。

◎リラックスコーナー
これから長時間のフライトに備えるため、ぜひ利用したいのが、リラックスコーナー。搭乗までの時間にしっかり身体を休めておきましょう。第1、第2両方ともにあります。
・シャワールーム…30分毎 500円
・リフレッシュルーム(仮眠室)…[シングル]最初の1時間、[ツイン]最初の1時間1,600円
・足つぼ・ボディケアなどのリフレッシュサロン…リフレクソロジー20分 2,100円~
・マッサージチェア(空港内のいたる所に設置)…10分 200円

◎お子様には、プレイルーム!
子供にとって、空の旅は、ストレスがたまりやすいもの。そこでぜひ使用したいのが、第1、第2ターミナル両方に設置されているプレイルーム。子供向けのおもちゃやTVゲームなどが無料で利用できます。

◎見学デッキ
第1、第2ターミナル共に無料で利用できる見学デッキ。世界各国の飛行機が離着陸をする姿を見ることができます。のんびりコーヒーを飲んだり、読書をしたりするのもいいですね。

その他、アートギャラリーやネイルアート、着替え室、宝くじカウンターなどなど様々な施設があります。


≪羽田空港≫
◎インターネットコーナー(下記施設は無料でご利用いただけます)
YAHOO!Cafe(第1ビル2階南ウイング)、フレッツ・スポットカフェ サルーテ(第1ビル2F北ウイング) エクセルシオールカフェ withソネット(第2ビル3階ターミナルロビー)

◎リラックスコーナー
・アロマテラピー酸素バー‥第1ビル2階北ウイング2階
アロマ(香り)を楽しみながら、自然酸素の吸引ができるアロマテラピー酸素バー。フライト前後の心と体のリフレッシュにも最適です。10分 600円~
・グランラフィネ(フェイスセラピー、リフレクソロジー等)…リフレクソロジー30分 4,095円~

◎エアポートラウンジ
有料ですが、お勧めなのが、第2ターミナル北ピアにあるラウンジ。部屋全体をぐるりと取り囲んだ大きな窓からは、滑走路が間近に見え、飛行機の発着を眺めながら時間を過ごすことができるのが醍醐味です。利用料金1,000円[ラウンジ&化粧室、フリードリンクサービス(ソフトドリンクのみ)]。

その他、10分1000円のヘアカット専門店や宝くじなど様々な施設があります。


≪関西国際空港≫
◎KANKU LOUNGE(関空ラウンジ)‥2階北側
リラクゼーションラウンジとKANKU CLUBカード会員専用のクラブラウンジの2つの施設から構成されており、リラクゼーションラウンジは、空港利用者なら誰でも使える24時間の空港ラウンジです。
料金はお1人様最初の30分300円で下記サービスをご利用いただけます。ブース・個室席は400円。以降は10分ごとの時間課金制です(シャワーなどの設備は別途有料。)

・ コミック&雑誌…人気コミックを中心に全10,000冊を取り揃えています。
・ フリードリンク…コーヒーをはじめ各種ソフトドリンクやソフトクリームが飲べ放題。
その他、インターネット、マッサージチェア、映画鑑賞、キッズルームもあります。

・シングルブース・・四方をパーテーションで囲まれた、個室感覚のプライベート空間。
PC席では、オンラインゲームやシネマチャンネルを利用でき、マッサージ席では、液晶TVで映画や地上波を見ることができるので退屈せずにマッサージできます。

・女性の方必見!レディスペース
ゆったりと寛げるソファやパウダールーム、ドレッシングルームを完備。お洒落な部屋で搭乗までの時間をのんびり過ごせます。

◎リフレッシュルーム(国際線ゲートエリア中央)
シャワールーム30分 600円~、個室休憩室(シングル、テンピュール製リクライニングベッド&ピロー・クッション完備) 2時間 1,000円~、マッサージチェア1時間500円等。

◎ キッズルーム
国際線出国審査場を出た後のトランジットラウンジにある施設内にあるプレイルーム。乳児室・授乳室を備え、利用料金は無料です。希望の方には離乳食、粉ミルク、紙おむつをひとり1つまで無料で提供しています。

その他、KANKU LOUNGE以外にも、マッサージ・ネイルケア、シャワールーム、インターネットサービスなど様々な施設があります。


≪中部国際空港≫
◎セントレアと言えば、日本の空港で初の展望露天風呂!(宮の湯)
飛行機を眺めながら、絶景露天風呂を楽しめます。天気の良い日は、伊勢湾に沈む夕日を夜は、滑走路に灯る色とりどりのライトの輝きを堪能できます。

◎総合リラクゼーション施設ゆらら
ボディケア、エステ、ネイル、ヘアサロンを楽しめる施設。乗り継ぎの間のちょっとした待ち時間を利用して心も体もリフレッシュ。ボディケア 20分 2,000円~、ネイルケア 30分 2,500円~等。

◎スカイデッキ
全長300メートルの屋外展望「スカイデッキ」。デッキの先端まで進むと、滑走路に手が届きそうなくらいの距離!迫力ある、飛行機の離着陸シーンを体験できます。また、眼前に拡がる伊勢湾、航行する大型船、水平線の向こうにそびえる鈴鹿山系などの絶景を望むことができます。

その他、こども広場(無料)、インターネット端末 10分100円 、コインマッサージチェア 10分200円、更衣室など様々な施設があります。


≪福岡国際空港≫
◎くつろぎのラウンジTIME‥第2ターミナル3階
基本コース(入場料+ソフトドリンク)525円で下記ルームをご利用いただけます。
落ち着いた雰囲気のラウンジ、ゆったりとしたスペースのパウダールーム、喫煙コーナー
また、追加料金でシャワールーム840円、リラックスルーム 1時間735円、ビジネスルーム525円がご利用いただけます。

その他、治療院(鍼、指圧、整体)、宝くじ売り場、ゲームコーナーなど様々な施設があります。


≪番外編(世界の空港)≫
◎ シンガポール・チャンギ空港・・・無料シンガポールツアー
なんと、乗り継ぎ客向けに約2時間のフリーツアーを催行しています!参加できるのは、接続便出発まで5時間以上ある乗り継ぎ客対象。


◎オランダ・スキポール国際空港・・・空港にカジノ!?
充実した空港施設で高く評価されているスキポール国際空港。なんとそこには本格的なカジノがあるんです(入場は18歳以上)。また、オランダ黄金時代の巨匠作品を展示している入場無料の美術館もあり、待ち時間を楽しく過ごすことができます。

2007年7月10日火曜日

ツアーの子供料金は何歳から発生する?

JRなどと違い、旅行の子供料金はあまり周知されていないのでわかりにくいですよね。

まず、旅行にも子供料金があります。子供料金は、大きく2つに分かれており、幼児(小さい子供)代金と子供代金に分かれます。
※幼児代金は、飛行機等の座席、ベッド、食事などの用意はありません。幼児代金が適用になる年のお子様であっても座席を使いたいということであれば、子供代金が必要となります。

幼児、子供の区分は旅行パターンによって分かれますので、以下を参考にしてください。

■海外旅行の場合
【幼児代金】:0歳から2歳未満
  出発日に関わらず、一律で設定している場合がほとんど。航空券の場合、大人普通運賃の10%。
【子供代金】:2歳以上12歳未満
  大人代金の「×円引き」といったものが多い。
※必ずしも子供代金の設定があるとは限りません。(幼児代金の設定はあります。)子供代金の設定がない場合は、大人と同じ金額が必要となります。

■国内旅行(ツアー)の場合
○飛行機を利用するツアーの場合
【幼児代金】:0歳から3歳未満
  3歳未満は座席を使用しなければ航空運賃がかからないため、無料になるツアーもあります。
【子供代金】:3歳以上12歳未満
  大人代金の「×円引き」といったものが多い。 
○飛行機を利用しないツアーの場合
【幼児代金】:0歳から6歳未満
  年齢によって値段が変わる場合があります。(バスの座席を使うかどうかなど)
【子供代金】:6歳以上12歳未満
  大人代金の「×円引き」といったものが多い。
※必ずしも子供代金の設定があるとは限りません。(幼児代金の設定はあります。)子供代金の設定がない場合は、大人と同じ金額が必要となります。

■国内宿泊の場合
食事の有無、ホテル、旅館等、宿泊施設によって取り扱いが異なります。
一般的には下記の通りです。
【幼児代金】:0歳から3歳未満3歳未満
  食事なしで添い寝の場合、無料になる施設もあります。
【子供代金】:3歳以上12歳未満
  食事の内容(食事が大人/子供用かなど)によって金額パターンの設定がある場合があります。

宿泊施設により取り扱いが異なりますので、詳しくは宿泊プラン申込時に確認してください。

2007年6月14日木曜日

サマータイムってどういう意味なの?

「サマータイム」という言葉をよく耳にしますよね。なんとなく知っているという方も多いのではないでしょうか。このサマータイムですが、よく把握しておかないと旅先で大変な目に合う場合があるんです!今回はサマータイムについてご案内します。
●サマータイムとは?サマータイム(夏時間)とは、日の出時刻が早まる時期(3月~11月)に、時計の針を1時間進め、太陽の出ている時間帯を有効に利用することを目的として、欧米を中心に導入されています。また、日本では 『サマータイム(夏時間)』 と言っていますが、アメリカでは通常 『デイライト・セービング(Daylight Saving Time(DST)』 と呼ばれています。太陽光(Daylight)を有効活用(Saving)する時間制度(Time)という意味ですね。
●サマータイムは、いつからいつまでのことを言うの?サマータイムの実施期間や実施地域は国によって様々です。ここでは、一例を紹介します。
◎アメリカ、カナダ、メキシコ(一部除く)≪開始日≫3月の第2日曜日午前2時 ≪終了日≫11月第1日曜日午前2時開始日→午前1:59の次は時計の針を1時間進めて午前3時に。終了日→午前1:59の次は時計の針を1時間戻して午前1時に。また、開始日は1日が23時間、終了日は逆に25時間になります。
◎ヨーロッパ各国(一部除く)≪開始日≫3月最終日曜日午前1時 ≪終了日≫10月最終日曜日午前1時
◎ オーストラリア(州によってサマータイムを実施しています) ≪開始日≫10月最終日曜日午前2時 ≪終了日≫翌年3月最終日曜日午前3時
◎ニュージーランド(一部除く)≪開始日≫9月最終日曜日午前2時 ≪終了日≫翌年4月第1日曜日午前3時
●同じ国でもサマータイムを採用していない州があるアメリカでは、サマータイムを採用していない州もあるため、採用している州としていない州を行き来する際に時計の針を調整しなければいけない場合があります。例えば、カリフォルニア州のお隣りアリゾナ州ではサマータイムを実施していないため、夏にアリゾナ州に入る時には時計を1時間遅らせなければいけません。
●サマータイムで注意することは?サマータイム制度を採用している国で、サマータイム⇔通常時間の切り替わり時期に旅行をしていた場合、これを把握しておかないと大変なことになります。時計の針を調整していなくて、飛行機の予約やツアーの集合時間に遅れた!なんていうことも起こり得るので要注意!夜寝る前に時計を調整し、起きたら自然に変わっているというようにしておくと安心ですね。
サマータイムの始まりと終わりの時期は要注意。これを頭の片隅においておきましょう。しまった!っていうことがないようにね。
余談ですが、日本でも、1948年~1951年の間のみ実施されていたことがあるんですよ。

2007年5月17日木曜日

海外旅行先で、便利なアイテムやお役立ち情報!

海外旅行で周遊旅行のように比較的長い滞在の場合は、楽しい旅行をより快適に過ごしたいものです。
もちろん渡航先や旅行のスタイルによって必要なものが変わってきますので、 優先順位をつけて、できるだけスマートな旅にしたいですね。参考に、一押しのホテルや観光地で役に立つ便利アイテムや豆知識をご紹介します!

≪便利なアイテム≫
ホテル:室内用スリッパ・ビーチサンダル
機内でも利用できるため、1つ持っていくと便利です。また、シャワー後に靴を履きたくないいう人にはビーチサンダルもおすすめです。

ホテル:歯磨きセット
日本では、ホテルや旅館に歯ブラシがあるのは当たり前ですが、外国のホテルにはない場合も多く見受けられます。持参することをおすすめします。

ホテル:洗濯グッズ(ハンガー、洗濯ロープ、洗濯バサミなど)
ホテルによっては、洗濯ロープがなく、洗濯物を干すことが出来ない場合やクローゼットのハンガーが取り外して使用できない場合などがあります。洗濯をする予定がある場合は、洗濯グッズを一通り持っていくと安心でしょう。

ホテル:変換プラグ
海外のコンセントに日本のプラグを差し込めるようにする変換アダプタ。国により異なるため、しっかり確認しましょう。

食事/観光:ウェットティッシュ
海外のレストランでは、日本のようにおしぼりが出てこない場合が多いため、手を拭くときに利用できます。また、トイレの便座拭きなど色々なシーンで役に立ちます。

食事/観光:貴重品袋、チャック付ビニール袋
貴重品はバッグにそのまま入れるのではなく、ひも付きのポーチやチャック付の袋にいれて、まとめておくと便利です。

食事/観光:果物ナイフ&栓抜き
果物や飲み物を購入して、部屋で食事をする場合に便利です。

食事/観光:ミニ三脚
最近は、携帯カメラ用にも対応した三脚もあり便利です。一人旅の方や手ブレ対策にも効果的。

食事/観光:予備の財布
日本円と外貨が混ざらないよう分けておくと便利です。

その他:国際キャッシュカード
海外のATMから現地通貨で預金を引き出すことの出来るとても便利なキャッシュカード。

その他:土産用バッグ
スーツケースに入りきらない場合やお土産が多くなってしまったときに活躍します。

その他:ムクミ対策用ストッキング
移動や観光で疲れた足をすっきりリフレッシュしたいときに効果的。

ここで、少しだけ豆知識をご紹介しておきましょう。

◇ホテル編――――バスタオル使用済みのサインは?
バスタオルをきれいにたたんで、干しておいたら、新しいものと取り替えてもらえなったなんて経験はありませんか?
外国、とくに欧米のホテルでは、環境保護のため、意思表示しないとバスタオルなどの備品は毎日交換されない場合があります。
意思表示の方法は、バスタブの中に投げ込んでおく、床に置いておくといった方法があります。
お行儀が悪いように思われるかもしれませんが、それが「使用済み」のサインなのです。

◇レストラン編――――ヨーロッパで水を頼むときは?
ヨーロッパのレストランやカフェで「お水ください」と頼むと、炭酸入りか炭酸なしかと尋ねられる場合があります。
炭酸入りの水は、ヨーロッパではポピュラーな飲み物。「水」というとその2種類を指すことになります。
そのため、炭酸の入っていないふつうの水がほしいときは、「without gas」あるいは「non-gas」とつけ加えましょう。(※渡航先により表現が異なりますのでご注意ください。)

◇その他――――ビーチで日焼けをしすぎてしまった時は?
日焼けしすぎたヒリヒリ肌には、紅茶風呂がおすすめです。
作り方は、市販されている紅茶のティーバックを2~3個、お湯に浸すだけ。
紅茶に含まれるタンニンには殺菌作用やデオドラント作用があるので日焼けして肌がヒリヒリする日のお風呂におすすめです。
ほてりや炎症が緩和します。 (効果・効能には個人差がありますのでご注意ください。)

準備万端で、快適に旅行を楽しみたいですね!

2007年4月12日木曜日

機内で快適に過ごせる方法や便利なアイテム!

海外旅行、しかも長時間のフライトとなると、精神的にも肉体的にも辛いもの。
少しでも機内を快適に過ごせる方法や便利なアイテムをご紹介しますね。

≪便利なアイテム≫
持っていると機内を快適にしてくれる便利なアイテムたち。

●スリッパ
飛行時間が長いと重力の関係で体液が足に集中しむくみをおこします。
そこで、おすすめなのがスリッパ。
靴を脱いでスリッパに履き替えると締め付けもなくだいぶ楽になります。
また、ホテルの室内でも使えるので便利。サンダルなら滞在先で外出時にも使えます。

●マスク
機内では空気が大変乾燥しています。
マスクを持っていると乾燥や風邪の予防に効果的です。

●上着
機内は意外に寒いです。
航空会社からブランケットを借りることができますが、カーディガンやパーカートレーナーのなど一枚羽織えるものがあるといいでしょう。
また、寒がりの人は、ブランケットを配られる際にもう1枚借りておくと良いですよ。

●耳栓
周囲を気にせず眠りたい方は耳栓があると便利。
あまり耳の痛くない柔らかめのものがおすすめです。

●空気枕
首にはめるコの字型の空気枕。これがあると、座ったまま寝たときにおこる首の痛みや肩こりを軽減してくれます。空気を入れるタイプは、使わない時にコンパクトにしまっておけるので荷物になりません。

●アイマスク
睡眠の必須アイテム。外光をシャットアウトし、寝顔を見られることもありません。

●常備薬
常備薬はぜひ身近においてほしいもの。機内にも薬品が用意されている場合がありますが、自分が普段使っている薬があると安心です。

●目薬&眼鏡
コンタクトレンズをしている場合、機内は乾燥して目が乾くので、目薬があったほうがよいでしょう。また、出来ればコンタクトを外してなるべく眼鏡にした方が良いようです。
●のどあめ 飛行機の離着陸時の耳鳴り防止に、また喉の渇きや乾燥対策にも有効です。

●ウエットティッシュ いろいろと活躍してくれるのが、ウエットティッシュ。手や顔を洗うかわりに使えたり、怪我の消毒にも役立ちます。

●化粧水

●保湿クリーム

●メイク落とし
機内はとても乾燥しているので、メイクをしたままだとゴワゴワします。
出来れば寝る前などにコットンタイプのメイク落としでメイクを落としましょう。(飛行機に乗る直前に空港のトイレ等でメイクを落とすのも手です)
また、ウォータースプレーでまめに水分を与えると乾燥対策になります。
メイクは落とさないという方は、美容液をメイクの上からつけたりして乾燥対策を行いましょう。それから、忘れがちなのが肌や唇のケア。
男性の方も保湿性スキンクリームやリップクリームを携帯すると役に立ちます。

●歯ブラシ
飛行時間が長時間の場合、飛行中に食事が何回か出されます。歯ブラシも手荷物にしておくとよいです。

●ガイドブックや文庫本
ガイドブックは、目的地の情報収集や入国カードの書き方が載っている場合もあるので重宝します。また、文庫本も1冊あると暇つぶしになります。

※液体物は、機内持ち込みの規制がされています。
※航空会社によっては、アイマスク、靴下、歯ブラシなどが機内でサービスされる場合があります。詳しくは事前に航空会社に確認しておくと、荷物が重複することがなくなりますよ。


≪機内で快適に過ごせる小ワザ≫
ここでは、機内を快適に過ごせるちょっとした小ワザを紹介します。
●まずは座席選び
航空券を手配する際、座席リクエストが可能であれば、通路側の席をリクエストしましょう。(リクエストが出来なかった場合でも、早めにチェックインすると席を選びやすいです。)
なぜ通路側がいいの?その理由は、誰に気兼ねすることなく席を立てるから。トイレに行く時や、乗務員に何か頼んだりする際に便利なのです。空を飛んでしまえば、景色はずっと同じなので、窓側の席よりも長時間のフライトの際は、通路側の席をおすすめします。

●服装
ジーンズやウェストがジャストフィットの衣類は気圧の低い機内ではさらに体を締め付けます。長時間座ることを考えて、服装は生地の柔らかく締め付け感の少ないものを選びましょう。

●長時間のフライトでも疲れない座り方
長いフライトでは座っているだけでとても疲れます。そこで、大切なのが座り方。クッションや毛布を背もたれと腰の間に挟み込み、シートに深く腰かけるようにすると、楽に過ごせます。

●足のむくみを防ぐ方法
機内で過ごす時間が長いと、目的地に着いたときには足がパンパンにむくんでしまうことがあります。むくみ対策として、軽くて丈夫なバッグ(リュックサックなど)を手荷物として機内に持ち込みます。これを座席の前に置けば快適な足置きとなってくれます。また、ゴルフボールが1個あると便利。寝る前などに足や手の裏をゴロゴロ転がすと、むくみがほぐされますよ。それでも疲れてきたら、気分転換に機内を歩き回ったりして、すこしでも体を動かすようにしましょう。履いているだけで、むくみを和らげてくれるソックスも市販されているのでそちらもチェックしてみてください。

●飛行中ぐっすり眠るコツ
長時間の飛行で、座ったまま眠るのはとても疲れます。もし機内がすいていて、隣の席が空いていたら、アームを上げて体を横たえても問題ありません。ただし、必ずフライトアテンダントに断ってから行いましょう。


≪機内で済ませておきたいこと≫
是非、機内で済ませておきたいのが、入国カードへの記入。入国カードは機内で配られる場合が多いのですが、空港に着いてから書いていては遅い。あなたが入国カードを書いている間に入国審査場は長蛇の列になっています。そんなことが無いように機内で用紙をもらったら、すぐに記入しましょう。また、筆記用具も携帯しておくと良いです。


長時間のフライトは辛いものですが、少し工夫するだけで機内での過ごし方も楽しくなります。上記で紹介したアイテムや小ワザを駆使して機内を快適にまた、目的地に着いたときに疲れが残らないようにしたいですね。

2007年3月15日木曜日

国際線に液体物を持ち込めないっていうけど、対応方法は?

欧米諸国で実施されていた「国際線航空機客室内への液体物持込制限」が、日本でも2007年3月1日より、国際線全便に適用となりました。これは、2006年8月10日に明らかになった液体性爆発物を使用する計画であった「英国の航空機爆破テロ未遂事件」を受け、保安強化のために導入されたものです。

化粧水や目薬、歯磨き粉、コンタクト用品など長時間の機内で必要なものって色々とあるのに、機内に持ち込めなくなっちゃうの?と心配になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、慌てる必要はありません。ちょっと手間は増えるけれども、ルールを守れば航空機客室内で過ごすには問題のない液体物は持ち込むことが出来ます。事前にルールを把握して準備万端で出発しましょう。

では、実際にルールについて整理してみましょう。

◆機内へ必要な液体物を持ち込むには、どうすればいい?
液体物を機内に持ち込む場合、2つのことを守らなければなりません。
1.液体物は、100ミリリットル以下の容器に入れる。
2.総量1リットル以下の再封可能な透明なプラスチック製袋に封入し、ひとり1袋までの持込とする。

1の場合、中身が100ミリリットル以下でも、容器が100ミリリットルを越えるのはNGです。
2のプラスチック製袋というのは、市販で売っている食品などを冷凍保存するときに使用するようなジッパー付きのビニール袋のことです。サイズは、縦20cm以下×横20cm以下。

この指定された状態にして、手荷物検査を受ける際に検査官に提示すればOKです。
今回の規制は、あくまでも機内へ持ち込む液体物の規制の為、この中に収まりきらないような液体物は、チェックイン時にスーツケースに入れて預けてしまえば問題ありません。

◆規制対象の液体物はどのようなもの?
今回のルールでは、普段は液体物として認識していなかったようなものも、持込制限に含まれています。大丈夫だと思って、プラスチック製袋に入れないと、検査場で放棄しなければならないという事態にもなりかねません。
例えば、マスカラやリップグロス、制汗スプレー、はたまたお漬物まで規制の対象となっています。そうかと思えば、いくらの瓶詰めやウェットティッシュは規制対象外。ちょっと混乱してしまいますよね。
旅行準備の際に、判断できない場合は、国土交通省より公開されている持込制限リストを参考にしてみると良いでしょう。

◆規定量に収まらない赤ちゃんのミルクや特別食品などの液体物はどうすればいい?
例外として、持ち込むことのできる液体物もあります。
・ベビーフード・ベビーミルク(小さなお子様をお連れのお客様の場合)
・液状、ジェル状の医薬品
・食事療法者の特別食品
これらは、プラスチック製袋や100ミリリットルの以下の容器に入れる必要はありません。検査員に申告をし、持ち込むことが出来ます。ただし、処方箋や病名などがわかる医師の診断書等の提示を求められる場合がありますので、準備をしておきましょう。

◆免税品のお酒や香水、化粧品を購入しても大丈夫?
保安検査後のエリア内で販売されているお酒、化粧品などは、あらかじめ安全性を確認したものであるという理由から、保安検査後の免税店や機内で購入した液体物は持込が可能です。

ただし、乗り継ぎの場合は注意しなければなりません。
たとえ、保安検査後に購入した免税品であっても、乗り継ぎをする国の保安検査ではその国のルールに従い、没収される場合があります。機内に持ち込むことが出来たので大丈夫だと思っていたら、放棄しなければならないなんて!と悔しい思いをしないためにも、事前に航空会社に確認されることをおすすめします。

以上のことを知っておけば、機内でも不便なく過ごせるでしょう。
なお、液体物の持込に関するルールは、国により異なる場合もあります。渡航前には、ご利用の航空会社や国土交通省のホームページを事前に確認をして安心して旅行を楽しみましょう。

2007年2月15日木曜日

なぜ先に申込金を支払わないと旅行の手配をしないか

なぜ申込金を支払わないと旅行の手配をしてくれないのか、旅行業約款に沿って説明
していきましょう。

●申込金とは?
ツアー(募集型企画旅行)の場合、申込金は、旅行業約款で決められている、旅行の契約時に必要なもののひとつです。
旅行業約款では、
・旅行契約の申込は、「申込書」「申込金」を提出すること。
・契約の成立時期は、旅行会社が契約の締結を承諾し、申込金を受理したときに成立。
となっています。以上のことから、「申込金」とは、旅行契約に不可欠なものであるのです。ちなみに、申込金は、旅行代金又は取消料もしくは違約料の一部として取扱います。

●申込金の支払い時期について
申込金の支払いについては、各旅行会社の旅行条件書に明記されています。基本的には、申込書を提出するときに一緒に支払います。また、電話、インターネット等の通信手段でお申込をされた場合、旅行会社が予約の承諾の旨を通知した日の翌日から起算して3日以内に申込金を支払うことというが一般的です。

●なぜ先に申込金を支払わないと旅行の手配が開始できないのか?
上記でも述べた通り、旅行契約の成立には、「申込書」と「申込金」が必要です。今回は出発2週間前のお申込で、取消料がかかる時期に入っています。(取消料は、海外ツアーでは出発の前日から数えて30日前以降(ピーク時は40日前以降)、国内ツアーでは20日前以降からかかります。

例えば、旅行会社にお申込みをして、旅行会社が飛行機やホテルを手配したとします。そのあとに、変更や取消をされると、旅行会社は手配したホテルや航空会社へ取消料を支払わなければなりません(旅行会社間でも取消料が発生する時期が決められています)。そうなると、旅行会社は不利益を被ってしまいます。あとでそういったトラブルを、あらかじめ回避するため先に申込金を預かるのです。

最近はカウンターなどの対面販売の他に、メールや電話などでの申込みが多くなってきています。とりあえず安いところをまとめて申込みをして、後からキャンセルすればいいと考えられている方が増えてきているのも現状です。お互い顔が見えないので、旅行会社も慎重になるのも分かりますよね。

旅行申込をするということは、旅行会社はそのための手配を行うわけです。旅行会社と航空会社・ホテル等の間にも取消料が発生するのですから、手配の前に申込金が必要であることはお分かりいただけますよね。

手配旅行(ホテルや航空券個別手配)の場合、申込金の支払い時期、契約成立時期が異なります。申込金支払いの詳細については、お申込をされる各旅行会社へお尋ねください。

2007年1月18日木曜日

先の日程で旅行を計画中。旅行商品はいつ発売開始?

まず、旅行商品の発売時期についてご説明しましょう。
旅行商品は、一般的に1年間を『4月~9月までの上期』と『10月~3月までの下期』の2つに分けて発売時期が設定されます。そして、それぞれの時期ごとに旅行会社はパンフレットの発行や旅行商品の販売などを行います。また、上期や下期の期間をさらに細かく区切り商品を販売することもあり、4月~6月や1月~3月という期間設定の商品もあります。発売開始は、大手の旅行会社が早い段階で行う場合が多く、徐々に、各旅行会社が発売開始し、商品が増えていきます。
このように、商品の発売時期は各旅行会社によって異なってくるため、明確な発売日をお伝えすることが難しいのですが、目安としては、下記のような流れが一般的です。

◆ 上期の商品(4~9月出発の商品)
【発売時期】早いところでは、1月下旬頃~。
        主に、2月上旬以降~。

◆ 下期の商品(10~3月出発の商品)
【発売時期】早いところでは、7月中旬頃~。
        主に8月上旬以降~。

このようなスケジュールで商品が発売され、その後、予約できるようになるという流れが基本です。

しかし、ゴールデンウィークや年末年始などのピーク時は、発売後あっという間に売切れてしまうことがあります。このようなピーク時はどうしたらいいの?とお思いの方に一つ対策をお教えします。

旅行会社によっては、商品の発売前に「事前受付」を受け付けてくれる会社もあります。
事前受付とは、旅行会社が、商品の発売前にお客様からご予約のご意向をお預かりし、商品発売時に事前受付をされた方から優先的に予約手続きを行うというものです。予約の予約といった形です。
商品発売時は、一斉に各旅行会社が旅行商品の予約操作をします。人気商品はあっという間に売切れてしまいますので、旅行会社のスタッフも必死です。当日旅行会社のスタッフががんばって予約をしても、残念ながら売切れてしまうこともあるのです。
あくまでも事前受付は予約を確約しているわけではない旨をきちんと押さえておいてください。
また、全ての旅行会社で事前の受付を行っているわけではありませんし、受付できる日程も各旅行会社によって異なりますので、注意が必要です。
しかし、ピーク時に何とかして予約をとりたいという方にとっては可能性を広げる一つの手段となるでしょう。

混み合いそうな時期や先の日程の旅行を計画されている場合は、まずは、旅行会社へお問い合わせしてみると良いでしょう。
早めに計画をして、思い通りの旅を楽しみましょう。