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2008年4月16日水曜日

eチケットとはどういうチケット?使い方は?

●eチケットとは?
eチケットとは、従来の航空券に記載されている内容を、紙の代わりに航空会社のシステム内に記録させるエレクトロニック・チケット(電子航空券)という新しいタイプの航空券です。 eチケットは航空券を持たずに旅行することが可能なため、航空券の紛失・盗難に遭う危険がありません。

今までの紙の航空券と違うところは?
紙の航空券は、予約情報等の記録を紙の航空券に記載して発券していました。その反面、eチケットは、航空券という紙のものはなく、航空会社のデータベースの中に情報をすべてもっているため、航空券を紛失するということがありません。

予約された方へは、航空会社や旅行会社から予約した日付や便名等が書いてある旅程表(eチケットお客様控え)を送付されます。
この旅程表(eチケットお客様控え)は航空券ではなく、単なる旅程を確認するための紙です。この紙を搭乗日当日にチェックインカウンターに持って行くと、航空会社は、データベースから予約記録を読み出し、チェックインのための手続きをしてくれます。また、旅程表(eチケットお客様控え)は紛失しても無料で再発行してもらうことができます。

次は、予約時から帰国までの一連の流れをご案内していきましょう。

●eチケットの使い方
≪予約時≫
eチケット対応の航空券を購入すると、航空会社または旅行会社から、メール、webサイト、ファックス、郵送などで旅程表(eチケットお客様控え)が送付されます(一般的にA4用紙に搭乗する飛行機の便名・時刻などが記載されています)。メールやwebサイト上で旅程表(eチケットお客様控え)を確認できる場合は、ご自身でプリントアウトして空港まで持参します。

≪搭乗時≫
パスポート、旅程表(eチケットお客様控え)を持ち、チェックインカウンターもしくは、自動チェックイン機へ。そこで目的地までの搭乗券を受取ります。

≪入国時≫
入国審査の際、帰りの航空券の提示を求められますが、旅程表(eチケットお客様控え)が証明となりますのでこれを見せるだけでOKです。

≪帰国時≫
搭乗時と同様で、パスポート、旅程表(eチケットお客様控え)を持ち、チェックインカウンターもしくは、自動チェックイン機で搭乗券を受取ります。

●旅程表(eチケットお客様控え)を紛失したら?
旅程表(eチケットお客様控え)は、紛失しても旅行会社や航空会社などで無料で再発行が可能です。また、旅程表(eチケットお客様控え)をメールやwebに保存してあれば、プリンターから何度でもプリントアウトすることが可能です。ただし、再発行できるとはいえ、実際に現地で紛失した場合、言葉の問題やインターネットの環境が無いということもありますので、eチケットを利用する際には、旅程表(eチケットお客様控え)を 2部コピーなどして用意しておくと安心です。

※旅程表は、お客様控えや確認書など様々な名前で呼ばれています。


eチケットには、紙の航空券に比べ、たくさんのメリットがありますね。
最大のポイントは、航空券の紛失の心配がない安心で便利なサービスだということです!