海外でのショッピングは楽しいですよね。ついつい買い物しすぎて帰りにはスーツケースはギッシリ、ズッシリということもよくあることです。
でも、荷物の量が増えすぎて重くなったり、かさばって大きくなったりして、航空会社規定の無料手荷物許容重量やサイズを超えてしまうと、超過手荷物料金を支払わなくてはなりません。
ひとことで超過手荷物料金といっても、利用する航空会社や、利用する座席のクラス、旅先の方面、マイレージプログラムに加入していればそのメンバーステータスなど様々な要因でそれぞれ細かく異なります。
まず、手荷物は「航空会社に預ける手荷物」と「機内に持ち込む手荷物」とに分けられます。
【航空会社に預ける手荷物】
下記に「航空会社に預ける手荷物」の許容範囲の一般的な例をあげてみましたので、参考にしてみてください。
◎日系航空会社のエコノミークラスを使ってハワイから帰国する場合
3辺の和が158cm以内かつ32kg以下のもの2個
ただし、2個の3辺の和の合計が273cmを超えないこと
テロ対策などで手荷物検査が厳しくなっており、上記の許容範囲でも、あまりギッシリ詰め込みすぎて、手荷物が開封検査された後、スーツケースが閉まらない!ということにならないように注意してください。
◎日系航空会社のエコノミークラスを使ってロンドンから帰国する場合
重量の合計が20kg以内
航空会社に預ける荷物の個数は、上記の重量以内だったら2個でも3個でも特に制限は無いようです。
ただし、スキーやスノーボード、釣竿などの長尺物などは別途規定がありますから、出発前に航空会社に確認をしておくことをお勧めします。
【機内に持ち込む手荷物】
機内へ持ち込める手荷物としては、ハンドバッグ等の身の回り品のほか、客室の荷物収納棚や前の座席下に収納可能で、荷物の3辺の和が115cm以内のもの1個、合計重量が10kg以下となっていることが多いようです。
次に手荷物の超過代金についてお話します。
■超過代金はどれくらいかかるのか
具体的な「航空会社に預ける手荷物」の超過料金の参考例をお話します。
◎日系航空会社のエコノミークラスを使ってハワイから帰国する場合
超過した手荷物1個につき$84の追加料金がかかります。(手荷物の3辺の合計が203cm以内かつ32kg以内)
◎日系航空会社のエコノミークラスを使ってロンドンから帰国する場合
超過した重量1kgあたり、超過手荷物切符の発行日に有効な最も高額のエコノミークラス普通大人片道運賃の1.5%となります。これは超過手荷物が5kgだとすると・・・
462,000円(東京~ロンドン間エコノミークラス普通運賃)×1.5%×5kgとなり、超過手荷物料金が34,650円程度(現地で払いますので約156ポンド)かかります。超過分が10kgなら69,300円ということになります。
思わぬ手痛い出費となることもありますので、事前に搭乗予定の航空会社にしっかりチェックして、最後までスマートに旅行を楽しみたいものですね。
2006年9月28日木曜日
2006年9月14日木曜日
航空券のオープンジョーってどういう意味?
オープンジョーとは、簡単に言うと現地到着空港と現地出発空港の異なるルートのことです。それって周遊型の航空券とはどう違うの?と思われる方もいるかもしれません。ではここで、『周遊型』と『オープンジョー』の違いについて少しみていきましょう。
【周遊型】
複数の都市をめぐる旅行形態で、都市間の移動をすべて飛行機で行う旅行を周遊といいます。
◎2都市周遊
日本出国→(飛行機)→パリ→(飛行機)→ロンドン→(飛行機)→日本へ帰国
右図のようにすべて飛行機で周るルートをとるものは、2都市周遊型の航空券です。
【オープンジョー】
周遊と同じく複数都市をまわる旅行形態ですが、途中の都市間の移動に飛行機以外の交通手段を利用するとオープンジョーと呼ばれます。
※途中の都市間の移動部分は、航空券の料金には含まれず、各自負担となります。
◎2都市周遊(オープンジョー)
日本出国→(飛行機)→パリ=(電車)=ロンドン→(飛行機)→日本へ帰国
右図のようにパリ-ロンドン間の移動を電車などで移動。(※各自負担)このように現地到着地と出発地が異なってくるものは、オープンジョーとなります。
上記例以外にも、
日本(成田)出国→(飛行機)→香港→(飛行機)→日本(関空)へ帰国
このパターンの場合もオープンジョーです。意外に思われるかもしれませんが、同じ日本に帰国しても到着地と出発地が違うためです。
●航空券で周遊する場合のルート作り
ここで航空券で周遊する場合のルート作りについて。
格安航空券で周遊する場合、すべての区間の移動はすべて1つの航空会社でつなぐことが 一般的です。IATAペックスやノーマル航空券といわれる航空券を除き、一般的に格安航空券といわれる航空券は、往復とも同一航空会社の利用が原則となっています。例えば、上記のパリ、ロンドンを周遊する場合、航空券によっては、行きも帰りもエールフランス、またはブリティッシュエアウェイズのどちらかの航空会社でルートをつなげなければならない場合も多いため注意が必要です。
また、オープンジョーの特性をうまく利用すると2都市だけでなく、3都市めぐるルートもできます。
◎3都市周遊(オープンジョー)
日本出国→(飛行機)→パリ→(飛行機)→ニース=(電車等)=ミラノ→(飛行機)→パリ→(飛行機)→日本へ帰国
さて、いくつかルート例を交えてご説明してきましたが、オープンジョーを利用することによって様々な旅のルートを創れることが分かりましたか?うまく利用して、魅力的な交通手段を使ったり、足を伸ばして観光をしたりなど、自分で創る素敵な旅を楽しんでみてはいかが?
※航空券の種類によっては、今回ご紹介したようなルートが不可能な場合もあります。
詳しくは旅行会社に相談してください。
【周遊型】
複数の都市をめぐる旅行形態で、都市間の移動をすべて飛行機で行う旅行を周遊といいます。
◎2都市周遊
日本出国→(飛行機)→パリ→(飛行機)→ロンドン→(飛行機)→日本へ帰国
右図のようにすべて飛行機で周るルートをとるものは、2都市周遊型の航空券です。
【オープンジョー】
周遊と同じく複数都市をまわる旅行形態ですが、途中の都市間の移動に飛行機以外の交通手段を利用するとオープンジョーと呼ばれます。
※途中の都市間の移動部分は、航空券の料金には含まれず、各自負担となります。
◎2都市周遊(オープンジョー)
日本出国→(飛行機)→パリ=(電車)=ロンドン→(飛行機)→日本へ帰国
右図のようにパリ-ロンドン間の移動を電車などで移動。(※各自負担)このように現地到着地と出発地が異なってくるものは、オープンジョーとなります。
上記例以外にも、
日本(成田)出国→(飛行機)→香港→(飛行機)→日本(関空)へ帰国
このパターンの場合もオープンジョーです。意外に思われるかもしれませんが、同じ日本に帰国しても到着地と出発地が違うためです。
●航空券で周遊する場合のルート作り
ここで航空券で周遊する場合のルート作りについて。
格安航空券で周遊する場合、すべての区間の移動はすべて1つの航空会社でつなぐことが 一般的です。IATAペックスやノーマル航空券といわれる航空券を除き、一般的に格安航空券といわれる航空券は、往復とも同一航空会社の利用が原則となっています。例えば、上記のパリ、ロンドンを周遊する場合、航空券によっては、行きも帰りもエールフランス、またはブリティッシュエアウェイズのどちらかの航空会社でルートをつなげなければならない場合も多いため注意が必要です。
また、オープンジョーの特性をうまく利用すると2都市だけでなく、3都市めぐるルートもできます。
◎3都市周遊(オープンジョー)
日本出国→(飛行機)→パリ→(飛行機)→ニース=(電車等)=ミラノ→(飛行機)→パリ→(飛行機)→日本へ帰国
さて、いくつかルート例を交えてご説明してきましたが、オープンジョーを利用することによって様々な旅のルートを創れることが分かりましたか?うまく利用して、魅力的な交通手段を使ったり、足を伸ばして観光をしたりなど、自分で創る素敵な旅を楽しんでみてはいかが?
※航空券の種類によっては、今回ご紹介したようなルートが不可能な場合もあります。
詳しくは旅行会社に相談してください。
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