■パスポートの有効期限が切れていて、現在申請手続きをしているが、申請が完了していない状態で旅行の予約はできる?
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基本的には、予約の際に有効なパスポートを持っていなくても予約することは可能です。ただし、下記の点についてご注意ください。
●旅行申込みの際、必ず旅行会社へパスポートの申請中という旨をお伝えください。
●申請中のパスポートのスペルと予約する際のスペルが一致していることを必ずご確認ください。
スペルが間違っていると飛行機に乗ることができません。
●旅行出発日までにパスポートの取得が間に合わず、結果、旅行がキャンセルになった場合、旅行会社へのキャンセル料が発生します。
■出入国の査証欄が残っていない場合、どうすればいいの?
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(1) パスポートを返納し新たに申請し直す。
ただし、返納するパスポートは失効し、残っていた有効期間は新しいパスポートの有効期間には加算されません。
(2) 査証欄を追加する。
査証欄の追加は、パスポート1冊につき1回限り申請することができ、手数料は2,500円で40ページ追加されます。
※国によっては、査証欄の空きページが数ページ必要という場合もあるので、旅行計画の際も要チェック。
■パスポートの残存有効期間についてどのくらい必要?
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国によっては、パスポートに一定以上(3ヶ月から6ヶ月程度の例が多い)の残存有効期間が残っていることを要求している場合があります。
例えば、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月必要な国に行きたいのに、自分のパスポートの残存有効期間が5ヶ月しか残っていない。その場合、残存有効期間不足を理由に飛行機の搭乗を拒否または、入国を拒否されることがあります。
予定していた旅行ができない他、帰国する費用も自己負担となってしまいます。
海外旅行を計画する時にはパスポートがあるかどうかだけでなく、そのパスポートがいつまで有効なのかということも必ずご確認ください。また、訪問国の事情により情報が随時変更となる場合がありますので、残存有効期間については大使館に直接確認されることをおすすめします。