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2006年1月26日木曜日

海外ではトイレでもチップが必要?

日本では、通常無料の公衆トイレでも、海外ではチップを支払うことがあり、意外と思うことがあります。基本的にはチップは、「心づけ」的な面があり、それはトイレでも変わらないのです。

●まずトイレで支払うチップについてお話します
海外ではレストランやデパート美術館など、公共の場所にあるトイレの入り口や中に、係りの人が座っていたり、備え付けのチップの小皿が置かれています。
大抵予め金額が決まっていて、記載されているので、その金額に沿って、チップを渡したり、お皿に入れましょう。チップの金額は日本円にして数十円ほどです。

●なぜ、トイレでチップを支払うのか
チップは労働報酬の一部とみなされるため、サービス業で働く人たちの賃金は、チップをもらえることを前提に、比較的低くなっています。
つまりチップはトイレ掃除をしてくれている人の給与の一部でもあるのです。

●トイレ以外の場所で支払うチップとは?
チップの習慣は、ある国とない国があります。またチップの習慣がなくても、高級レストランや高級ホテルなど、“高級”がつく場所では「心づけ」として支払う場合もあるようです。
また、チップの習慣がある国では、トイレ以外でも、ウェイター、ウェイトレス、クローク係、ルームサービス、タクシーの運転手などサービス業についている人には、基本的にチップを支払います。
ただ、最近は日本人の多い観光地のレストランなどではサービスチャージとして請求金額に含まれている場合もあります。その場合はチップは必要ありませんので、レシートを確認するようにしましょう。


チップについてあまり神経質になる必要はありませんが、さっと小銭を取り出してスマートに渡すことができると気持ちよいもの。取り出しやすい位置に小銭を常に持っておくことを心がけましょう。