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2006年3月23日木曜日

個人差はありますが、時差ぼけは、ぼんやりしたり、眠れない、イライラ、胃腸の障害、疲労感などが主な症状です。
このような症状が長引くと、せっかくの旅行も台無しですよね。体調は万全に整え、旅先で充分に楽しめるようにしたいものです。

●時差ぼけとは
人間の体内時計は規則正しいリズムで動いていますが、そのリズムが、時差によって乱れた状態です。人の体のリズムは短くなる方が順応しにくいので、アメリカなどの東行きの方が、時差ぼけが重いようです。

●飛行機の中の対策
飛行機の中では、出発時から目的地時間で行動するのが時差ぼけを抑えるコツです。
まず飛行機に乗り込んだら直ぐに、時計を現地時間に合わせましょう。
食事は難しいかもしれませんが、睡眠は目的地の時間に合わせてとるようにします。
例えば目的地に夜到着するようなら、睡眠をとるのはフライト前半にして、後半は起きているようにします。

●目的地到着後の対策
目的地に到着したら、現地時間に合わせて行動します。夜到着した場合は、眠くなくても寝るようにしましょう。朝や昼に到着した場合は夜になるまで寝るのは待ちます。
人の体は日光にあたることで体内時計のリズムを作っているといわれています。日光に当たると体内時計が修正され時差ぼけが早く治るそうです。

●食べ物の対策
体内時計は、体内の物質により調整されています。この物質を調整するためには、朝や昼は肉や卵などたんぱく質の多いものを摂取し、夜はごはんやパスタなど炭水化物の多いものを摂取すると良いようです。

時差ぼけはこのようにすると最小限に抑えることができます。
コツは目的地のリズムに合わせること。
体のリズムも考え方も、旅を楽しむ方法は同じなのですね。