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2006年4月13日木曜日

海外格安航空券の片道航空券は、往復料金の半分の額ではないのはなぜか

■格安航空券とは
一般的に「格安航空券」と呼ばれている航空券は、もともと航空会社がパッケージツアー専用に各旅行会社に提供している団体特別割引航空券(往復)を旅行会社がばら売りしたもので、片道航空券のように単体での販売を目的として設定されているものではありません。

■片道航空券とは
片道航空券は通常、ノーマル(正規)航空運賃が適応され、同じ2国間でも(たとえば東京/バンコクのように)経済格差を反映して、発地によって料金が異なる運賃が片道/往復別々に定められ公示されています。
つまり単純に、
「東京→バンコクの片道運賃」=「バンコク→東京の片道運賃」
ではなく、
「東京→バンコク」>「バンコク→東京」
となっています。航空券を購買する国によって同一区間の料金が異なるのです。

そのため、電車のように、片道×2=往復 という単純計算にはなりません。場合によっては、片道航空券の方が、往復航空券よりも高いということもあります。

ただし、格安航空券は往復利用することが前提となっているので、基本的に片道のみでの使用はできませんのでご注意ください。