ページ

2005年9月29日木曜日

「バスタブがないシャワーのみのお部屋」ってどういうこと?

湯船文化の日本。バスタブがないお風呂なんて想像しにくいですね。
結論から申し上げますと、プールにあるシャワーを個室にしたようなものと考えてください。お得なツアーでは、バスタブがない部屋になることがあります。その場合は、パンフレットに記載してありますので、パンフレットをよくご覧ください。
また、地域性や民族性によっては湯船につかる文化がないため、シャワーのみということもあります。例えばフィンランドは、湯船の変わりにサウナに入る文化なので、中級以上のホテルでもシャワーのみということもあります。

私が体験した「バスタブがないシャワー」は、すりガラスの横開きドアをがらっとあけると、バスタブを小さくした桶のような四角い浴槽(洗い桶?)っぽいものがあるのみ。びっくりしましたが、個室になっているのでシャワーカーテンから水がはねるのでは・・などという心配はなく、それなりに快適でした。ゆっくりと身体を休める、とまではいきませんが、身体を洗う分には十分なのでご安心を。
お風呂一つをとってもその国の文化が感じられて面白いですね。
ちなみにシャワーの蛇口、普通は「H」が温水で「C」が冷水ですが、スペイン語圏では「H」が冷水で「C」が温水の場合があります。スペイン語では熱いが「Caliente」、冷たいが「Helada」。困ったことに「H」が温水で「C」が冷水という普通のホテルもあるので、最初はゆっくり蛇口をひねるのが得策です。