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2005年9月29日木曜日

国際線の乗り継ぎ時間はどれくらい見ればいい?

言葉がよく通じない海外、勝手の知らない空港での乗継は不安が伴いますね。

しかし、同じ旅行会社もしくは航空会社で航空券を予約した場合は、全く心配はありません。
なぜなら乗継便の場合には、MCT(ミニマムコネクティングタイム *最低乗継時間)をクリアしなければ航空券を予約できないからです。

このMCTとは、航空会社がこれだけ乗継時間があれば問題ない、と判断する基準になります。
また、航空会社が遅れた場合でも、航空会社が保証をしてくれるための基準でもあります。
この時間は各空港、各航空会社によってまちまちです。この時間は、空港および利用する航空会社によってまちまちです。
同じ航空会社での乗継の場合は、他の航空会社への場合に比べて乗継時間は短くすみます。
質問者の場合も同じ航空会社を利用するために、1時間という時間で乗継可能になっていると思われます。

もし飛行機が遅れて乗継便に間に合わなかった場合は、旅行会社ではなく航空会社が責任をもって、別の飛行機等の手配をしてくれます(旅行会社はMCTをクリアしている商品を売っているため、基本は航空会社の責任となります)。これは格安航空券の場合も同じです。

ただ、希望通りの飛行機に乗せてくれるとは限りませんし、空港で航空会社の人とも交渉しなければなりません。乗継時間がぎりぎりだった場合はロストバゲージ(飛行機で預けた荷物がどこかへ行ってしまうこと)の確率も高くなります。

ちなみに、自分で別々の旅行会社もしくは別々の航空会社で航空券を予約した場合は保障を受けられません。同じ航空会社でも、最初に予約した航空券に追加するという形で乗継の航空券を買わなかった場合も同じです。もう一度航空券を買い直すことになりますので、ご注意ください。
いずれにしても乗り継ぎ時間は多めに見ておいたほうが安全でしょう。
空港の規模にもよりますが、2時間ほどみておくと安心です。