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2005年9月29日木曜日

旅先で貴重品を持ち歩く場合はどのようなことに注意したらいい?

旅行に行くときには、貴重品の管理に頭を悩ませてしまう人が多いのではないでしょうか。
旅先での注意事項と、お勧めの管理方法についてお話します。

■貴重品とは?
まず貴重品の定義をしましょう。貴重品とは、下記の4つです。
・パスポート
・トラベラーズチェック
・現金、クレジットカード
・航空券
旅をする時は念のため、パスポートNOやカードNO等を手帳などに記載しておくと、万が一トラブルにあったときも手続きがスムーズです。

■空港や駅で
スーツケースを預ける場合は、貴重品類は預ける荷物の中に入れず、持込のかばんに入れたり、身に付けましょう。(機内に貴重品を預けるのは×です)また、手荷物は、足元に置いたり、目を離さないようにしましょう。スリや置き引きに会う可能性があります。

■旅先で
旅先では基本的に大金は持ち歩かないようにしましょう。たとえ保険に入っていても、現金は補償対象にはなりません。また、ふとした気の緩みで盗難に遭うこともあります。人の多いところでは特に注意しましょう。旅先のおすすめの管理方法は2つあります。
1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く

1.ホテルなどのセーフティーボックスに預ける
ホテルには部屋ごとにおいてある金庫や、フロントに申し出て預ける、貸し金庫タイプのセーフティーボックスがあります。
旅先でのホテル滞在中、外出時に泥棒が入ることがあるので、貴重品は室内に置かないようにしましょう。スーツケースの中に入れて鍵をかける、ベッドのマットレスの下に隠す、なども避けましょう。万が一室内でなくなっても、客室内で発生したトラブルは、基本的にホテルには責任が生じませんが、ホテルのフロントに預けたものについては、ホテル側に責任が生じます。

2.貴重品入れに入れて、肌身離さず持ち歩く
必要ないものはなるべく持ち歩かない方がよいけれど、どうしても持ってまわる必要があるときは、貴重品入れを活用しましょう。
貴重品入れには、腹巻式やベスト型、首かけ式などいくつかの種類があります。ご自身の使いやすいタイプを利用するとよいでしょう。また家族旅行などでも、家族の貴重品をまとめて1人が持つのではなく、一人一人が分散して持つようにしましょう。

■カバンの選び方&お財布のしまい方
ふたの閉まらないカバンは持っていかなようにしましょう。お財布は内ポケットに入れましょう。さらにチャックができるようなものだと効果的です。引ったくり防止のため、手持ちカバンより、肩にたすきがけできるものをお勧めします。